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なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか 想田 和弘(著/文) - 講談社
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なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか (ナゼボクハドキュメンタリーヲトルノカ)

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発行:講談社
新書判
256ページ
定価 800円+税
ISBN
978-4-06-288113-5   COPY
ISBN 13
9784062881135   COPY
ISBN 10h
4-06-288113-6   COPY
ISBN 10
4062881136   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0274  
0:一般 2:新書 74:演劇・映画
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2011年7月
書店発売日
登録日
2015年8月20日
最終更新日
2015年8月20日
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書評掲載情報

2011-08-28 読売新聞
2011-08-28 朝日新聞
2011-07-31 毎日新聞
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紹介

なぜ/どうやって、ナレーションや音楽なしでドキュメンタリーを作るのか? なぜリサーチや打ち合わせなどをしないのか? 〈タブーとされるもの〉を撮って考えることは? 客観的真実とドキュメンタリーの関係とは? このような問いへの答えを率直に語る、いまもっとも注目される映画作家によるライブな表現論!


映画『Peace』のメイキングを通して語る、ドキュメンタリー論の快著!

著者・想田和弘は、いまもっとも注目される映画作家の一人。ニューヨークで映画を学び、卒業後もそのまま在住、テレビ・ディレクターとして、ドキュメンタリー番組を40本以上制作した。

2007年からは、事前のリサーチ・打ち合わせや台本なし、ナレーション、説明テロップ、音楽も使わない、「観察映画」と呼ぶ独特の方法論・スタイルでドキュメンタリー映画を撮っている。監督・撮影・録音・編集もほとんど一人で行う。これまでに、落下傘候補のドブ板選挙戦を描いた『選挙』、精神医療のタブーに切り込んだ『精神』と、一作ごとに大きな話題を呼んできた。

2009年のある日、彼は、韓国の映画祭から「平和と共存」をテーマとした映画を依頼された。テーマなしで虚心に撮るのを私是にしているのに先にテーマありきで、しかも「平和と共存」……「大上段すぎる」とためらいながらカメラを向けたのは、岡山で暮らし、福祉の仕事に携わる義父母とまわりの人々、義父が庭で世話する野良猫たちの静かな日常だった。

その作品『Peace』は、完成後、世界各地の映画祭で大反響を呼び、東京フィルメックスでドキュメンタリーでは異例の観客賞、香港国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。

・なぜ/どうやって、ナレーションや音楽なしでドキュメンタリーを作るのか?
・なぜリサーチや打ち合わせなどをしないのか?
・インディー映画作家の制作費や著作権について
・〈タブーとされるもの〉を撮って考えることは?
・客観的真実とドキュメンタリーの関係とは?

このような問いへの答えを率直に語る、ライブな表現論!

目次

第1章 撮る者と撮られる者 
第2章 「台本」と「分かりやすさ」を捨てて――観察映画とは何だろう(基本編)
第3章 ドキュメンタリーの面白さ――観察映画とは何だろう(発展編)
第4章 一期一会のドキュメンタリー 
第5章 映画が連れていってくれる場所

著者プロフィール

想田 和弘  (ソウダ カズヒロ)  (著/文

(そうだ かずひろ)
映画作家。1970年、栃木県足利市生まれ。東京大学文学部卒業後渡米、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツ(SVA)映画学科卒業。そのまま現在までニューヨーク在住。台本や事前のリサーチ、ナレーションや音楽などを使わないドキュメンタリーの方法論・スタイルである「観察映画」を提唱・実践。その第1弾『選挙』(2007年)は世界200ヵ国近くでテレビ放映され、アメリカでは優秀なテレビ番組に与えられるピーボディ賞を受賞。第2弾『精神』(2008年)は釜山国際映画祭とドバイ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を獲得するなど、受賞多数。最新作は観察映画番外編『Peace』(2010年)。現在、平田オリザ氏と彼が主宰する劇団・青年団を描く観察映画第3弾『演劇(仮題)』を製作中。著書に『精神病とモザイク――タブーの世界にカメラを向ける』(中央法規出版)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。