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発達障害の子を育てる本 ケータイ・パソコン活用編 中邑 賢龍(監修) - 講談社
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発達障害の子を育てる本 ケータイ・パソコン活用編 (ハッタツショウガイノコヲソダテルホンケータイパソコンカツヨウヘン)

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発行:講談社
B5判
102ページ
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-06-259766-1   COPY
ISBN 13
9784062597661   COPY
ISBN 10h
4-06-259766-7   COPY
ISBN 10
4062597667   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C2347  
2:実用 3:全集・双書 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2012年9月
書店発売日
登録日
2016年8月21日
最終更新日
2016年8月21日
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紹介

 発達障害の子の生活・学習支援に、ケータイやパソコン、タブレットなどのツールが活用されはじめました。読み書きや記憶、集中などに困難のある子が、ツールを使うことで本来の力を発揮できるようになっています。本書は、それらの実例を参考にしながら、役立つツールとその活用法を多数紹介しています。家庭や学校にいまあるもの、手に入りやすいものを中心に掲載しました。家庭での管理の仕方、学校での導入の仕方、親と教師が相談しておきたいポイントも解説しています。今日からツールを活用して、子どもが楽しく生活・学習できる環境をつくりましょう!

【主な内容】
●すぐに使えて簡単な「アルテク」を紹介します。「アルテク」とは? 本書をご覧ください。
●読み書きが困難なら、ツールを活用して、別の方法で学んでみましょう。本来の力を発揮し、勉強への意欲をとり戻す子がたくさんいます。
●ケータイ、パソコン、タブレットは、小学1年生から十分に使えます。読み書きが困難な子は小学3年生くらいになると、授業への苦手意識が明確になってくる場合も。それまでに使いはじめましょう!
●音声読み上げソフト、スキャナ、テキスト入力機器、音声入力ソフト、デジタルノート、ノイズキャンセリングヘッドホン、ボイスレコーダー、マッピングソフト、プレゼンテーションソフト、オンラインカレンダー、リマインダなどの機器・サービスの活用法を紹介。どんな子に向き、どんな注意点があるか、解説しています。
●ケータイやパソコンなどのツールを使ったことで、生活が好転した事例も紹介。日本では希望の大学に進学できなかった人が、ツールを使いやすいアメリカに移って国家資格をとり、働いています。
●よくある質問への回答も掲載しました。「ネット接続やゲームは問題にならないの?」「読み書きの力が落ちるのでは?」「特別扱いにはならない?」などの疑問点が気になる方は、ぜひ本書をお読みください。
●支援ツールを導入する保護者、教師、支援者のみなさんに知っておいていただきたい考え方、「合理的配慮」も丁寧に説明しました。支援はどこまでするべきか、どこまでなら特別扱いにならないか。その基準がわかります。

目次

1 テクノロジーを使って夢を広げよう!
  ATとは支援技術のこと/印刷物障害を支援
2 子どもたちはかっこいいものを使いたい
  ツールの選び方/音声読み上げソフト/エディタ/ICレコーダー/ノイズキャンセリングヘッドホン/マッピングソフト
3 ツールの利用で人生が変わった子どもたち
 実例紹介(日本の子ども、渡米した大学生)
4 ケータイ・パソコンは特別扱いになるのか
  「教育上の問題は?」などの疑問への回答
5ツール利用が当たり前になる社会をめざして
 これからの課題/最新のとりくみ

著者プロフィール

中邑 賢龍  (ナカムラ ケンリュウ)  (監修

中邑賢龍  1956年、山口県生まれ。東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野教授。広島大学大学院教育学研究科、香川大学教育学部をへて現職。著書に『発達障害の子どもの「ユニークさ」を伸ばすテクノロジー』(中央法規出版)など。

近藤 武夫  (コンドウ タケオ)  (監修

近藤武夫  1976年、長崎県生まれ。東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野講師。広島大学大学院教育学研究科などをへて現職。専門は支援技術、発達神経心理学。障害者の学習や就労を支援するテクノロジー利用を研究している。

上記内容は本書刊行時のものです。