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出版者情報
意思決定の心理学 脳とこころの傾向と対策
- 書店発売日
- 2017年1月12日
- 登録日
- 2016年11月22日
- 最終更新日
- 2024年1月9日
紹介
生きるとは意思決定の連続だ。本書は心理学と脳科学の最新の研究から、さまざまな具体的事例や実験の結果を紹介しながら、意思決定のメカニズムを探る。情動と理性という対立する「こころのはたらき」に注目する二重過程理論。マシュマロテスト、損失回避性、疲労、ブドウ糖、依存症などなど、意思決定のメカニズムと影響を与える要因を徹底的に検証。わかっているようで実はよくわからない、自分の「こころ」を知るための必読書。
ケーキを食べるか? 休日に何をするか? 投資先をどこにするか? 人間関係を円滑にするためにどう行動するか?
生活は意思決定の連続です。あるときは上手く意思決定ができ、あるときは失敗する。あるときはすぐに決まるのに、あるときはなかなか決められない。なぜでしょうか?
本書は心理学と脳科学の最新の研究から、さまざまな具体的事例や実験の結果を紹介しながら、わたしたちの意思決定のメカニズムを探っていきます。
情動と理性というふたつの対立する「こころのはたらき」に注目する二重過程理論がバックボーンになっています。
マシュマロテスト、トロッコジレンマ、歩道橋ジレンマ、損失回避性、疲労、ブドウ糖、依存症などなど、意思決定のメカニズムと影響を与える要因を徹底的に検証します。
脳とこころの癖や傾向を知っておくことで、わたしたちはよりよい意思決定が可能になります。
わかっているようで実はよくわからない、自分の「こころ」を知るための必読書です。
目次
はじめに
第一章 二重過程理論--「速いこころ」と「遅いこころ」による意思決定
第二章 マシュマロテスト--半世紀にわたる研究で何がわかったのか?
第三章 「お金」と意思決定の罠――損得勘定と嘘
第四章 「人間関係」にまつわる意思決定――恋愛と復讐のメカニズム
第五章 道徳的判断の形成――理性と情動の共同作業
第六章 意思決定と人間の本性――性善か性悪かを科学的に読む
第七章 「遅いこころ」は「速いこころ」をコントロールできるのか?
あとがき
引用文献
索引
上記内容は本書刊行時のものです。