...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
南朝全史 : 大覚寺統から後南朝へ
発行:講談社
縦190mm
238ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2005年6月
- 登録日
- 2017年9月4日
- 最終更新日
- 2017年9月4日
紹介
謎多き南朝。その実像は、政治・文化的実体をともなった本格政権だった。劣勢を余儀なくされながら、吉野山中になぜ長きにわたり存続できたのか。あらゆる史料を博捜し、「もう一つの朝延」二〇〇年の全過程を明らかにする。
目次
第1章 鎌倉時代の大覚寺統(大覚寺統の成立
両統対立の開始
両統対立の展開
両統の相剋)
第2章 建武の新政(綸旨万能の成果と限界
軍事指揮と恩賞宛行
王統からみた建武の新政)
第3章 南朝の時代(南北朝の併立
後村上天皇の時代
長慶天皇の時代
後亀山天皇と南北朝の合体)
第4章 南朝を読みとく(南朝史料としての『新葉和歌集』
南朝の組織と制度
南朝と地方との関係
大覚寺統傍流の末路)
第5章 後南朝とその終焉(後南朝の皇胤たち
室町幕府の内紛と後南朝
両統迭迭立の終焉)
上記内容は本書刊行時のものです。