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出版者情報
活動報告 80年代タレント議員から162万人へ
- 書店発売日
- 2017年11月30日
- 登録日
- 2017年9月20日
- 最終更新日
- 2017年11月30日
書評掲載情報
2017-12-17 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
かつて、私は国会議員だった……。市川房枝、青島幸男、鳩山威一郎、宮田輝に続き第5位、161万9629の票を得て第12回参議院選挙(全国区)で最年少参議院議員となった元名子役・人気タレントの彼女が見たものとは? それから40年かけてわかったこと、これから市民運動のこと、この国のこと。子役時代『蝶々にエノケン』、TVタレント時代『芸能人の帽子』に続く「自分語り」三部作完結編!
かつて、私は国会議員だった……。
市川房枝、青島幸男、鳩山威一郎、宮田輝に続き第5位、161万9629の票を得て第12回参議院選挙(全国区)で最年少参議院議員となった元名子役・人気タレントの彼女が見たものとは? それから40年かけてわかったこと、これから市民運動のこと、この国のこと。
子役時代『蝶々にエノケン』、TVタレント時代『芸能人の帽子』に続く「自分語り」三部作完結編!
1980年の夏、あるTVタレントが参議院選挙に立候補した。……そのTVタレントが私だ。31歳だった。得票数は約162万余と報道された。
……以来、時々考えている。その162万という、気が遠くなるような数のひとびとについて。……この162万人に対して、私は責任を感じているらしい。……「市民の政治参加」が大切だと説き、中山千夏に投票しようと誘い、投票してくださいとお願いした。だから私は、投票した162万人に対して責任を感じるのだろう。
……人生、総括の季節がきて、やっとその責任が果たせそうな気がしてきた。それで書いている。162万人に対する報告書を。 ――本書より
目次
回顧録にしないために/国家なるもの/個人主義でいく/もう立候補しない理由/参議院議員のこと/どうして出馬したのか/生き方を決めたウーマンリブ/新宿ホーキ星/政治の必要を知る/政治は『話の特集』から/狭間組/革新自由連合/初めての選挙戦/学びの革自連/立候補/院内会派/無党派結束の失敗/三度めの選挙/最後の選挙/総括/それからこれから/潜伏の日々/反戦パレード/おんな組いのち/原子力いいんかい?@伊東/市民運動でいく/地域重視でいく/非武装でいく/全体主義のこと/美しい言葉のこと/象徴のこと/国民のこと/民族のこと/それはそれとする(目次より)
上記内容は本書刊行時のものです。