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ヨーコさんの“言葉” わけがわからん 佐野 洋子(著/文) - 講談社
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ヨーコさんの“言葉” わけがわからん (ヨーコサンノコトバ ワケガワカラン)

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発行:講談社
A5判
176ページ
定価 1,300円+税
ISBN
978-4-06-220461-3   COPY
ISBN 13
9784062204613   COPY
ISBN 10h
4-06-220461-4   COPY
ISBN 10
4062204614   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年12月8日
最終更新日
2017年1月23日
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紹介

大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」ついに第3弾刊行! 300万部突破、大ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、痛快で心を貫く言葉であふれています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。


大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」ついに第3弾刊行! 
300万部突破、大ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、痛快で心を貫く言葉であふれています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。

第1話の「神の手」は、芸術家やテニス選手のような神の手を持つ人と凡人の差を、意外な視点から分析。第2話「言葉」では、芸能人から詩人、ヨーコさん本人まで、別れの言葉のオンパレード。本作を読むと、別れの言葉はそんな軽々しく言ってはいけないと思うはず。第5話は「うるさいわね」。母子の関係は今やきれいごとが取り払われ、毒親呼ばわりされる始末。そんなヨーコさんも母親への憎悪を赤裸々に綴る。がしかし意外な結末が。表題作の「わけがわからん」はヨーコさんの夫婦観。ヨーコさんがあっと驚く1+1じゃない夫婦の絆が語られる。バッグ選びで一生後悔するヨーコさんがいる第6章の「私はどちらも選べなかった」。そして第9章では、ヨーコさんの人生の終い方が描かれます。 

第1作、第2作で寄せられた読者のみなさんの感想には、「友人や肉親に広めて、みんな、感動」「なんて奥が深いの」「重いテーマでも前向きなので楽しく読める」などがあり、あらためて本を味わって感じた思いが届いています。

目次

その1 神の手
その2 言葉
その3 カラオケセットと井戸端会議 
その4 お月さま
その5 うるさいわね
その6 私はどちらも選べなかった
その7 真二つの結婚
その8 わけがわからん
その9 二〇〇八年冬

著者プロフィール

佐野 洋子  (サノ ヨウコ)  (著/文

さの・ようこ――1938年、中国・北京で生まれ、終戦後、日本に引き揚げました。1958年、武蔵野美術大学に入学。1966年、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶため渡欧。著書の絵本では、ロングセラーとなった『100万回生きたねこ』(講談社)や第8回講談社出版文化賞絵本賞を受賞した『わたしのぼうし』(ポプラ社)ほかがあります。童話にも、『わたしが妹だったとき』(偕成社)第1回新美南吉児童文学賞受賞作などがあり、そのほかに『ふつうがえらい』(新潮文庫)をはじめとするエッセイも執筆、『神も仏もありませぬ』(ちくま文庫)では第3回小林秀雄賞を受賞しました。2003年、紫綬褒章受章。2010年、永眠。享年72。

北村 裕花  (キタムラ ユウカ)  (著/文

きたむら・ゆうか――1983年、栃木県に生まれました。多摩美術大学を卒業。2011年、絵本作家としての初期作品『おにぎりにんじゃ』が第33回講談社絵本新人賞佳作に。そのほか絵本には、『くれよんが おれたとき』(くもん出版)、『かあちゃん えほんよんで』(絵本塾出版)ともに文章はかさいまり、『いけいけ! しょうがくいちねんせい』(中川ひろたか作、小学館)などがあります。

小宮 善彰  (コミヤ ヨシアキ)  (監修

こみや・よしあき――NHK広報局制作部 チーフ・プロデューサー

上記内容は本書刊行時のものです。