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地鳴き、小鳥みたいな 保坂 和志(著/文) - 講談社
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地鳴き、小鳥みたいな (ジナキコトリミタイナ)

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発行:講談社
四六判
226ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-06-220287-9   COPY
ISBN 13
9784062202879   COPY
ISBN 10h
4-06-220287-5   COPY
ISBN 10
4062202875   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年8月25日
最終更新日
2016年10月25日
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書評掲載情報

2019-10-20 読売新聞  朝刊
評者: 阿部公彦(英文学者)
2016-12-25 毎日新聞  朝刊
2016-12-25 日本経済新聞  朝刊
評者: 清水良典(文芸評論家)
2016-12-11 東京新聞/中日新聞  朝刊
2016-12-04 朝日新聞  朝刊
評者: 大竹昭子(作家)
2016-11-27 読売新聞  朝刊
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紹介

子ども時代の記憶を確かめようと訪れた、母の実家の町。土地の描写のなかに、「あなた」と呼ぶ女性とのやりとりが綴られる。(「地鳴き、小鳥みたいな」)夏。K先生の訃報。若い友人の死。20代で出会ったある先生との忘れがたい対話。枯れて見えたその先生から聞かされた性欲をめぐる話が意外で、20代の私はただ驚いた(「夏、訃報、純愛」)。他に2篇を収録。


甲府盆地の中心より南にくだったところにある母の実家の町。子ども時代の記憶を確かめようと訪れ、土地の描写のなかに、「あなた」と呼ぶ女性とのやりとりが綴られる。(表題作「地鳴き、小鳥みたいな」)

夏。K先生の訃報。若い友人の死。20代で出会ったある先生との忘れがたい対話。枯れて見えたその先生から聞かされた性欲をめぐる話が意外で、20代の私はただ驚いた(「夏、訃報、純愛」)。

ほかに「キース・リチャーズはすごい」「彫られた文字」を収録。
記憶の体感を綴る4篇。最高の、久々の短篇集。

目次

夏、訃報、純愛
地鳴き、小鳥みたいな
キース・リチャーズはすごい
彫られた文字

著者プロフィール

保坂 和志  (ホサカ カズシ)  (著/文

1956年、山梨県生まれ。鎌倉で育つ。早稲田大学政経学部卒業。90年、『プレーンソング』でデビュー。93年、『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、95年、『この人の閾』で芥川賞、97年、『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞、2013年、『未明の闘争』で野間文芸賞を受賞。『猫に時間の流れる』『残響』『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『カフカ式練習帳』『朝露通信』『小説の自由』『考える練習』『遠い触覚』『書きあぐねている人のための小説入門』『試行錯誤に漂う』など著作多数。

上記内容は本書刊行時のものです。