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時穴みみか 藤野 千夜(著/文) - 講談社
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出版者情報
時穴みみか
発行：講談社
四六変型判
354ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2015年2月27日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
小学六年生の美々加は、バツイチ独身のママ・菜摘と二人暮らし。大好きなママに熊田剛という恋人ができてから、美々加は道草をして、わざと帰りを遅らせるようになった。十二歳の誕生日まであと5日という放課後、黒猫のあとをつけ、巨木の根元の空洞をくぐり抜けた美々加は、知らない家で目を覚ました。くみ取りトイレとダイアル式電話。見知らぬ家族に「さら」と呼ばれ、パニックになる美々加だったが……。
小学六年生の美々加は、バツイチ独身のママ・菜摘と二人暮らし。最近は保健室の神田先生に宝塚のレビューの動画を見せてもらうのが楽しみだ。大好きなママに熊田剛という恋人ができてから、美々加は道草をして、わざと帰りを遅らせるようになった。十二歳の誕生日まであと5日という放課後、黒猫のあとをつけ、巨木の根元の空洞をくぐり抜けた美々加は、知らない家で目を覚ました。くみ取りトイレとダイアル式電話。見知らぬ家族に「さら」と呼ばれ、パニックになる美々加。わたしは「さら」じゃなくて「みみか」。いったいここはどこ？ この人たちは誰？
目次
０ プロローグ
第一章 みみかの時間
第二章 昭和の教室
第三章 さらみみ会
第四章 十二月の客
第五章 みみかの見たもの
第六章 生まれる日
上記内容は本書刊行時のものです。
