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出版者情報
怪談四代記 八雲のいたずら
- 書店発売日
- 2014年7月24日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
書評掲載情報
2014-09-07 | 朝日新聞 |
2014-09-01 |
新潮45
評者: 佐久間文子 |
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紹介
1904年、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が「耳なし芳一のはなし」「雪女」などを収録した怪奇文学作品集『怪談(KWAIDAN)』を発表。
それから110年、曾孫(ひまご)や玄孫(やしゃご)の時代になった現在の小泉家でも、いろいろな怪談が語り継がれ、そして不可思議な出来事が多発するという。
「カラスの因縁」「如意輪観音の呪い」「三途の川」「仏壇」など、あまり活字として出てこなかった小泉家の怪談や、親族ならではの考察を交えた小泉家の評伝・エピソードの全てがこの一冊に。
八雲の曾孫で民俗学者・小泉凡が、怪談を愛する現代人、そして曾祖父におくる怪談逸話集。まさに110年ぶりの新刊!
目次
はじめに
第1章 キャサリンから聞いた話
三つのお願い
聴き耳
第2章 キシラ島二つの奇跡
第3章 続くギリシャでの邂逅
第4章 異界への想像力-アイルランドの不思議な出会い
バンシー
二つの邂逅--2012年のアイルランドで
ハッピー・ゴースト
ゴーストツアー
第5章 クレオールの霊性
第6章 ハーンは狐?--小泉セツを育んだ松江の霊性
第7章 怪談のまち松江
第8章 カラスの因縁
第9章 鷺に守られる家
自分のルーツはノルマン?
パリからルーアンへ
ヘロン村
ル・アーブル-旅の終わり
大久保から来た鷺
鷺に助けられた話
鷺とともに生きる
父が逝った日
第10章 父の魂のいたずら
第11章 如意輪観音の呪い
第12章 お化け屋敷の思い出
第13章 七つまでは神のうち
第14章 怪異断片
三途の川
仏壇
運ばれる「怪談」
第15章 「凡」の因果
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。