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「山田洋次 映画監督50周年」記念企画 寅さん、あなたが愛される理由 山本 晋也(著/文) - 講談社
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「山田洋次 映画監督50周年」記念企画 寅さん、あなたが愛される理由 (ヤマダヨウジエイガカントク50シュウネンキネンキカクトラサンアナタガアイサレルリユウ)

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発行:講談社
四六判
256ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-06-217440-4   COPY
ISBN 13
9784062174404   COPY
ISBN 10h
4-06-217440-5   COPY
ISBN 10
4062174405   COPY
出版者記号
06   COPY
Cコード
C0076  
0:一般 0:単行本 76:諸芸・娯楽
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2012年12月
書店発売日
登録日
2016年9月13日
最終更新日
2019年1月25日
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紹介

最終作公開から17年、今も人気の冷めやらない映画『寅さん』。その魅力はどこにあるのか? NHK-BS衛星映画劇場でお馴染みの映画大好きコンビがシリーズ全48作にわたって超がつくファンならではのレビュー・トークを展開。マニアックな話題から山田洋次監督との直接問答、ごく最近判明した新事実まで、語り始めたらきりがありません! 2013年1月公開の山田監督最新作『東京家族』の特別レビューも緊急収録。


2005年の夏から2007年の正月にかけ、NHK BSの衛星映画劇場で放送された『男はつらいよ』シリーズ全48作品。この時、映画本編に負けず劣らず人気を博したのが同番組内の「寅さんレビュー」、すなわち本著の著者である山本晋也カントクと衛星映画劇場支配人の渡辺俊雄両氏によるレビュー・トークのコーナーでした。本著は、いわばその書籍限定セカンドバージョン。「山田洋次 映画監督50周年」記念企画として、映画大好きの著者2人があらためて『寅さん』全作品を鑑賞し直し、『寅さん』の魅力や見どころについて一からとことん語りつくした新生「寅さんレビュー」です。山田洋次監督との交流を通してわかった新事実も初披露。誰も聞けなかった山田監督へのこの質問、あの疑問についても紹介しています。
2人の話は、名シーン、名セリフ、名監督、名優、名脇役、撮影、脚本、演出、ロケ地、映像、音楽、効果音さらには映像文化遺産論からSLオタクの話まで、千姿万態、種々雑多、変幻自在に広がります。映画通で知られる2人ならではの視線で展開する、イージーでいてディープ、ホットでいてクールな『寅さん』トーク。ご年配の方からお子様まで、読めば“寅さんが愛される理由”がわかって、きっとまた『寅さん』を見たくなること請け合い。
特別付録として、山田洋次監督最新作『東京家族』のレビューも緊急収録。

目次

○見てって頂戴、寅さんレビュー完全版(前口上)
○第1作『男はつらいよ』 えーっ、結婚式においちゃんがいない?/第2作『続 男はつらいよ』 そこが渡世人の、辛えところよ・・・/第3作『男はつらいよ フーテンの寅』 喜劇の達人・森崎東監督 「デリカシーがないなー」/第4作『新 男はつらいよ』 大阪万博の年 幻のハワイ旅行/第5作『男はつらいよ 望郷篇』 山田監督、けじめの一作/第6作『男はつらいよ 純情篇』 「故郷ってやつは・・・」/第7作『男はつらいよ 奮闘篇』 脚本に朝間義隆が参加 異彩を放つ一作/第8作『男はつらいよ 寅次郎恋歌』 森川信さん最後の作品 庭先に咲いたリンドウの花/第9作『男はつらいよ 柴又慕情』 二代目おいちゃん登場 “夢”が定着/第10作『男はつらいよ 寅次郎夢枕』 これは、初めてのケースだな・・・/第11作『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』 さすらいのマドンナ“リリー”誕生秘話/第12作『男はつらいよ 私の寅さん』 観客動員数No.1 寅さん、初めてのお留守番の巻/第13作『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』 メロン味と、イチゴ味/第14作『男はつらいよ 寅次郎子守唄』 寅さんの最大のライバルは、百恵ちゃんだった/第15作『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』 絶品! 寅さんの“アリア” 傘がくるりと半回転/第16作『男はつらいよ 葛飾立志篇』 田所教授の恋文/第17作『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』 人生に後悔はつきもの/第18作『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』 見せずに魅せる 省略の美学//第19作『男はつらいよ 寅次郎と殿様』 アラカンの貫禄 三木のり平の至芸/第20作『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』 寅さんは恋の名コーチ/・・・・/第46作『男はつらいよ 寅次郎の縁談』 「寅さんは、あきらめが早過ぎます」/第47作『男はつらいよ 拝啓 車寅次郎様』 寅さんの“鉛筆を売る”アリア/第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』 被災地にボランティアに出かけた寅さん
○特別収録 山田洋次監督50周年記念作品『東京家族』レビュー

著者プロフィール

山本 晋也  (ヤマモト シンヤ)  (著/文

山本晋也(やまもと・しんや)
1939年、東京生まれ。63年に日本大学芸術学部卒業後、岩波映画で羽仁進監督に師事し、助監督となる。65年、『狂い咲き』で監督デビュー。以来、250本に及ぶ監督作品を手がける一方、俳優に加え、人気テレビ番組のリポーターやコメンテーター、ジャーナリストなど多方面で活躍。「カントク」の愛称で広くお茶の間に知られるようになる。映画情報番組で司会を務めるなど、博識かつ軽妙な映画評でも人気が高い

渡辺 俊雄  (ワタナベ トシオ)  (著/文

渡辺俊雄(わたなべ・としお)
1949年、東京生まれ。1972年に上智大学英文学科卒業後、アナウンサーとしてNHK入局。福島、室蘭など地方各局を経て、63年より東京勤務。ラジオセンター時代に「ラジオ深夜便」を創設。アナウンス室副部長を経て、98年から「衛星映画劇場支配人」としてNHKの映画関連番組の制作や出演、解説やナレーションを担当。2005から2007年の『男はつらいよ』シリーズ全作品放送時には山本晋也監督と全作品解説を行い、好評を得た。

上記内容は本書刊行時のものです。