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出版者情報
一条の光・天井から降る哀しい音
天井から降る哀しい音
発行:講談社
縦160mm
251ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1991年5月
- 登録日
- 2016年4月14日
- 最終更新日
- 2016年4月14日
紹介
脳軟化症の妻は"私"を認識できない。-何度目かに「御主人ですよ」と言われたとき、「そうかもしれない」と低いが、はっきりした声でいった。50年余連れ添った老夫婦の終焉近い困窮の日常生活。その哀感極まり浄福感充ちる生命の闘いを簡明に描く所謂"命終三部作"ほか、読売文学賞受賞「一条の光」、平林賞「この世に招かれてきた客」など耕治人の清澄の頂点六篇。
上記内容は本書刊行時のものです。