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出版者情報
朝鮮の詩ごころ : 「時調」の世界
発行:講談社
縦150mm
366ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 1992年4月
- 登録日
- 2016年2月8日
- 最終更新日
- 2016年2月8日
紹介
「時調」は朝鮮個有の定型詩。高麗王朝末期の12、3世紀に生まれ、今日まで八百年の歳月を受けつがれてきた。本書で著者は、詩の背後に秘められた数奇な人物群像を語りつつ、民族のアイデンティティを明確に描き出す。民族の詩歌を知ることが、とりもなおさずその国民性を知り魂を理解する捷路であるなら、本書は、近くて遠い隣国の人々の価値観・人生観を理解するうえでの最適の書である。
目次
1 「時調」との出会い
2 黄真伊の生涯と「時調」
3 高麗末の懐古歌
4 太平烟月のうた
5 二君に仕えずの思想
6 党争と青鶴洞
7 「壬辰」「丙子」の時代
8 王族と妓女のうた
9 鄭〓@56FEの行動と文学
10 尹善道-闘いと詩
11 残照の詩人たち
12 現代の継承者たち
上記内容は本書刊行時のものです。