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出版者情報
教行信証入門
発行:講談社
文庫判
284ページ
定価
1,110円+税
- 初版年月日
- 1989年1月
- 書店発売日
- 1989年11月6日
- 登録日
- 2019年6月20日
- 最終更新日
- 2022年11月24日
紹介
『教行信証』は、浄土真宗の教義の根本理念を述べた書である。親鸞はいう、浄土の真実の心(浄土真宗)を考えるとき、如来の恵みによって与えられた浄土に生まれるすがたには、真実の教(おしえ)と行(ぎょう)と信と証(さとり)とがあると。本書は、親鸞研究に深い理解と見識をもつ著者が、難解な書とされる『教行信証』6巻の中から親鸞の言葉や教えを抽出し、その真意を平易に解説した。親鸞の思想と信仰の核心に迫る好著。
目次
●教行信証・序
1 竊(ひそ)かに以(おもん)みれば、難思(なんじ)の弘誓(ぐぜい)は
2 故に知んぬ、円融至徳の嘉号は
3 しからば凡小修(ぼんせうしゅ)し易き真教 ほか
●教の巻
1 謹んで浄土真宗を按ずるに
2 それ真実の教を顕(あらは)さば、則(すなは)ち
●行の巻
1 謹んで往相(わうさう)の廻向(ゑかう)を按ずるに
2 しかるにこの行は大非の願(ぐわん)より
3 しかれば名(みな)を称するに、よく衆生の ほか
●信の巻
1 それ以みれば、信楽(しんげう)の獲得(ぐゐやくとく)する
2 謹んで往相の廻向を按ずるに
3 この心即(しむすなは)ちこれ念仏往生の願より ほか
●証の巻
1 謹んで真実の証を顕さば
2 しかるに煩悩成就の凡夫
3 2つに還相(ぐゑんさう)の回向と言ふは
●真仏土巻
1 謹んで真仏土を按ずれば
2 それ報を按ずれば、如来の
●化身土巻
1 ここを以て愚禿釈(ぐとくしゃく)の鸞
上記内容は本書刊行時のものです。