版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
奇跡の村 木頭と柚子と命の物語 麻井 みよこ(著/文) - 角川文化振興財団
..
【利用不可】

奇跡の村 木頭と柚子と命の物語 (キセキノムラ キトウトユズトイノチノモノガタリ)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
四六判
308ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-04-884376-8   COPY
ISBN 13
9784048843768   COPY
ISBN 10h
4-04-884376-1   COPY
ISBN 10
4048843761   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年10月25日
書店発売日
登録日
2020年10月14日
最終更新日
2020年11月6日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

昭和35年、徳島県の山深き寒村・木頭に赴任した一人の青年農業技師が、村人の暮らしを守るために驚愕の挑戦に着手した。植えっぱなしで見捨てられた杉の密植林を開墾し、柚子の栽培を始めたのである。桃栗三年、柿八年、柚子の大馬鹿十八年と言われるほど困難な事業であった。誰もが白眼視するなか、青年たちは粘り強い説得で少しずつ仲間を増やし、一筋の希望を見事な黄金色の「木頭柚子」というブランドに結実させる。
しかし、一度は明るい未来に手をかけたはずの村人たちを、ダム建設という過酷な現実が容赦なく呑み込んでゆく。そして、村を分断する激しい対立の果てには、予想もしなかった悲劇が待ち受けていた。
過疎高齢化、産業崩壊、自然破壊……四国の美しい自然を舞台に、地方社会の危機的未来を塗り変えようとする人々の営みを描く感動の実話小説。

山奥は“過疎”ではなく“適疎”。
時代の評価軸が回るとき、逆転の扉が開く。
藻谷浩介(地域エコノミスト)

著者プロフィール

麻井 みよこ  (アサイ ミヨコ)  (著/文

1966年生まれ。文筆業。ノベライズなどを多く手がける。

上記内容は本書刊行時のものです。