版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
災害とたたかう大名たち 藤田 達生(著/文) - KADOKAWA
..
詳細画像 0 詳細画像 1 詳細画像 2 詳細画像 3 詳細画像 4

書店員向け情報 HELP

災害とたたかう大名たち

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
四六変型判
256ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-04-703708-3   COPY
ISBN 13
9784047037083   COPY
ISBN 10h
4-04-703708-7   COPY
ISBN 10
4047037087   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0321  
0:一般 3:全集・双書 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年4月23日
書店発売日
登録日
2021年4月2日
最終更新日
2021年4月22日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2021-07-11 産經新聞  朝刊
2021-07-10 東京新聞/中日新聞  朝刊
2021-06-19 日本経済新聞  朝刊
MORE
LESS

紹介

地震・火事・水害・干魃・疫病……度重なる危機に大名たちはどう立ち向かったのか。幕府安定化に尽力した外様大藩・藤堂藩の記録を中心に、対応を読み解く。見えてきたのは、時に重い租税を課しながらも、有事には財政を傾けてまで行われる迅速な支援だった。藩主と領民との間に醸成された信頼関係は、財政強化による藩の自立の原動力となり、雄藩の登場によって、幕藩体制は終焉へと至る――時代の転換を読み解く、新視点!



【目次】

はじめに──災害からなにを学ぶか

第一部 行政としての災害復興

第一章 領民を救う藩
 1 安政大地震の直撃
 2 藩庫を傾けた復旧策
 3 藩経営の暗黙知

第二章 戦災からの復興
 1 中世の大災害
 2 復興と開発の時代
 3 藩の危機管理

第三章 藩公儀の誕生
 1 人工の町と村
 2 町の復旧
 3 村の復旧
 4 藩行政を支えた群像

第二部 災害が歴史を動かす

第四章 責務としての災害復旧
 1 天下人の思想
 2 藩の思想
 3 前期明君の登場

第五章 災害と藩の自立
 1 「国家」と「国民」の時代 
 2 災害が突きつけた難題
 3 後期明君の限界
 4 預治思想の終焉

むすび──流動化する国家 

参考文献

目次

 はじめに──災害からなにを学ぶか
   災害学への期待/国家と災害/藩主と領民の絆 など

第一部 行政としての災害復興

第一章 領民を救う藩
 1 安政大地震の直撃
    将軍のお膝元の大地震/直下型大地震の来襲/地震直後の対応/城下町の被害届 など
 2 藩庫を傾けた復旧策
    提示された救済額/下行額の決定/現代の金額に換算すると
 3 藩経営の暗黙知
    大施餓鬼による鎮魂/様々な疫病対策/災害と公共機能 など

第二章 戦災からの復興
 1 中世の大災害
    寛正大飢饉/明応大地震/民衆自治の限界/戦国大名の災害対策
 2 復興と開発の時代
    城郭の大改修/近世城下町の建設/防災・減災の配慮 など
 3 藩の危機管理
    近世城下町の第一世代/城下町の防火規定/藩祖を祀る城下町祭礼 など

第三章 藩公儀の誕生
 1 人工の町と村
    町と村の分離の意味/復興拠点としての城下町/郷村の復興 など
 2 町の復旧
    相次ぐ火事/城下町の復旧/藩が管理する近世都市 など
 3 村の復旧
    百姓家屋の再建/領民生活の丸抱え/「公田」の思想 など
 4 藩行政を支えた群像
    寛永大飢饉/防災・減災の時代/神になった名奉行/賢宰の時代

第二部 災害が歴史を動かす

第四章 責務としての災害復旧
 1 天下人の思想
    預治思想と災害復旧/近世都城と税制/幕藩官僚制とは何か など
 2 藩の思想
    高虎の統治思想/百姓成り立ち/藩構造の根幹をつくる など
 3 前期明君の登場
    藩主と「国民」/郷士制採用の意義/農業を支える「国家」 など

第五章 災害と藩の自立
 1 「国家」と「国民」の時代 
    「御国」への貢献/「国土まさかの時」/藩行政の深化 など
 2 災害が突きつけた難題
    災害がもたらしたもの/浅間山大噴火/藩自立化への動き
 3 後期明君の限界
    藩政改革と明君/寛政一揆の勃発/藩政改革の矛盾 など
 4 預治思想の終焉
    幕藩体制の危機/大政委任論の台頭/「天」とはなにか など

 むすび──流動化する国家 
    災害と藩「国家」/御救いとはなにか/幕末を招いた災害連鎖 など

 参考文献

著者プロフィール

藤田 達生  (フジタ タツオ)  (著/文

1958年、愛媛県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。学術博士。三重大学副学長、教育学部・大学院地域イノベーション学研究科教授。『信長革命―「安土幕府」の衝撃』(角川選書)、『藤堂高虎論─初期藩政史の研究』『天下統一論』(塙書房)、『本能寺の変』(講談社学術文庫)、『藩とは何か―「江戸の泰平」はいかに誕生したか』(中公新書)、『明智光秀伝―本能寺の変に至る派閥力学』(小学館)など著書多数。

上記内容は本書刊行時のものです。