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百人一首で読み解く平安時代 吉海 直人(著/文) - 角川学芸 : 角川グループパブリッシング
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【利用可】

百人一首で読み解く平安時代 (ヒャクニン イッシュ デ ヨミトク ヘイアン ジダイ)

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縦19mm
284ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-04-703516-4   COPY
ISBN 13
9784047035164   COPY
ISBN 10h
4-04-703516-5   COPY
ISBN 10
4047035165   COPY
出版者記号
04   COPY
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2012年11月
登録日
2015年8月20日
最終更新日
2015年8月20日
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書評掲載情報

2013-02-10 朝日新聞
評者: 逢坂剛(作家)
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紹介

天智天皇にはじまり順徳院に終わる私撰和歌集「百人一首」。ここには平安朝の8人の天皇や、保元の乱の勝者・藤原忠通と敗者・崇徳院、歌人としては一流ではなかった紫式部などの和歌が番号順に並ぶ。藤原定家はなぜこの百首を選び、なぜこの順番に配列したのか。日本を代表する百人一首の研究者が、定家の王朝への想い、巧妙な歌の配列と撰歌意識を読み取りながら、百人一首を新解釈。歴史書としての新たな側面を描き出す。

目次

秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山(持統天皇)
あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかもねむ(柿本人丸)
田子の浦にうち出でてみれば白妙のふじのたかねに雪は降りつつ(山辺赤人)
奥山に紅葉ふみ分けなく鹿の声きく時ぞ秋は悲しき(猿丸大夫)
かささぎの渡せる橋におく霜のしろきを見れば夜ぞふけにける(中納言家持)
天の原ふりさけ見れば春日なるみかさの山に出でし月かも(阿倍仲麿)
わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)
花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせしまに(小野小町)
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕

上記内容は本書刊行時のものです。