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毒親サバイバル 菊池 真理子(著/文) - KADOKAWA
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毒親サバイバル (ドクオヤサバイバル)

趣味・実用
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A5判
160ページ
定価 1,100円+税
ISBN
978-4-04-602280-6   COPY
ISBN 13
9784046022806   COPY
ISBN 10h
4-04-602280-9   COPY
ISBN 10
4046022809   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年8月31日
書店発売日
登録日
2018年7月20日
最終更新日
2018年8月15日
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紹介

アルコール依存症の父親との顛末を描いた「酔うと化け物になる父がつらい」で
世に衝撃と共感をもたらした菊池真理子さんが
今度は毒親から生還した10人を取材してコミックにまとめました。

菊池さん自身も含めて登場する、有名無名の11人の人々が
親から受けた傷はみんな違います。

アルコール依存症の親、暴言と暴力の親、価値観を一方的に押し付ける親、
果てしなくお金をむしりとる親、そんな状況を見て見ぬふりする親……。
その体験談は赤裸々。

毒親に育てられた子どもたちにとっての最大の悲劇は、
「家族ってこんなもの」「これが当たり前」と思いながら育ち、
自分が悪い、自分がヘンだとの想いから逃れられないこと。
大人になってからは「連鎖」におびえること。

本書は、親と同じ道を選ばないために、全身、全力でサバイバルしていく11人のさまを、
リアルにコミック化した、コミックだからなしえた作品です。
本書が、傷を負って生きてきた人たちが、傷を負い続けないヒントとなりますように……。

【以下、はじめにより】

「どんな親でも子どもを愛してるんだから」 とか 「育ててくれた親に感謝しなよ」 とか
 「親と不仲のヤツはヤバい」 とか 「親を捨てるなんて不孝者」 とかとか。
そんなバカなこと、言わない世の中にしたい。

本当は、愛で満ちた天国のような家ばかりになるのが理想だけど、それがムリなら。

あの子が大人になった時、あたり前のように、親から逃げるって選択ができる世の中に。
逃げてから、さらに傷つけられたりしない世の中に。

それが私たち元子どもの、できることかなと思います。

菊池真理子






目次

・はじめに
第1話 菊池真理子(マンガ家)のケース
第2話 朽木誠一郎(医療記者)のケース
第3話 成宮アイコ(朗読詩人)のケース
第4話 須藤正樹(編集者)のケース
第5話 成田全(ライター)のケース 
第6話 石山良一(会社員)のケース 
第7話 米沢りか(マンガ家)のケース 
第8話 アルテイシア(文筆家)のケース 
第9話 鳥海奏妃(タロット占い師)のケース 
第10話 二村ヒトシ(AV監督・文筆業)のケース 
第11話 伊藤洋子(主婦)のケース 
最終話

解説 親子関係のこれまでとこれから 
信田さよ子(臨床心理士) 

著者プロフィール

菊池 真理子  (キクチ マリコ)  (著/文

自身の毒親体験を漫画で綴った『酔うと化け物になる父がつらい』が、ウェブ連載の初回から話題となる。現在講演会やテレビ番組の出演も多い。

上記内容は本書刊行時のものです。