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出版者情報
中世ラテン語の辞書を編む 100年かけてやる仕事
発行:KADOKAWA
文庫判
320ページ
定価
1,040円+税
- 初版年月日
- 2023年4月25日
- 書店発売日
- 2023年4月24日
- 登録日
- 2023年2月17日
- 最終更新日
- 2023年4月6日
紹介
「働くことの意味を考えさせてくれる一冊」出口治明(「朝日新聞・書評欄」)
100年の歳月をかけて、英国で『英国古文献における中世ラテン語辞書』が完成した。
市民の言語採取ボランティア「ワードハンター」たちと、英国学士院が総力を結集した
成果だった。
採算がとれず、生涯で完成を見られない事業へ、参加者はなぜ邁進したのか?
特派員記者の著者は関係者を訪ね歩き、日本語辞書の編者にも取材を広げていく。
効率優先の現代に“言葉と文化”の意義を探り、日本人の働き方をも問うノンフィクション。
目次
第一章 羊皮紙のインク
第二章 暗号解読器の部品
第三章 コスト削減圧力との戦い
第四章 ラテン語の重要性
第五章 時代的背景
第六章 学士院の威信をかけて
第七章 偉人と奇人
第八章 ケルト文献プロジェクト
第九章 日本社会と辞書
第十章 辞書の完成
上記内容は本書刊行時のものです。