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鬼むかし 昔話の世界 五来 重(著/文) - KADOKAWA
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鬼むかし 昔話の世界 (オニムカシ ムカシバナシノセカイ)

文庫
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文庫判
304ページ
定価 1,120円+税
ISBN
978-4-04-400675-4   COPY
ISBN 13
9784044006754   COPY
ISBN 10h
4-04-400675-X   COPY
ISBN 10
404400675X   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0139  
0:一般 1:文庫 39:民族・風習
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年10月25日
書店発売日
登録日
2021年9月25日
最終更新日
2024年2月15日
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書評掲載情報

2021-11-28 読売新聞  朝刊
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紹介

こぶとり、桃太郎、天邪鬼……「鬼むかし」とは鬼が登場する昔話のこと。その原型は死霊と祖霊がイメージ化されたもので、死霊は人間を食べる恐怖を与える鬼に、祖霊は恐怖と共に慈しみを持つ鬼となった。これに仏教の羅刹鬼や地獄の鬼なども加わり、修験道の山伏や天狗とも結びついて様々な「鬼むかし」ができあがったのである。仏教民俗学の泰斗が、綿密な現地調査と知見を活かし、昔話の根底に潜む宗教的背景を読み解く。解説 小松和彦。

目次

鬼むかし
鬼一口
安達ケ原の鬼婆
天邪鬼と瓜子姫
牛方山姥と鯖大師
「食わず女房」と女の家
山姥と鉄鎖
「鬼の子小綱」の原点
「地獄白米」(「地蔵浄土」「鬼の浄土」)と地蔵縁起
瘤取り鬼と山伏の延年
「桃太郎」の鬼ケ島渡り

解説 小松和彦

著者プロフィール

五来 重  (ゴライ シゲル)  (著/文

1908年、茨城県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学科を卒業後、京都帝国大学文学部史学科に再入学。高野山大学教授、大谷大学教授を歴任。大谷大学名誉教授。文学博士。専攻は仏教民俗学。93年12月没。著作に『遊行と巡礼』『絵巻物と民俗』『日本の庶民仏教』(以上、角川書店)、『山の宗教 修験道案内』『西国巡礼の寺』『四国遍路の寺 上・下』『宗教歳時記』『仏教と民俗 仏教民俗学入門』『高野聖』『円空と木喰』(以上、角川ソフィア文庫)。

上記内容は本書刊行時のものです。