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日本語をどう書くか 柳父 章(著/文) - KADOKAWA
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日本語をどう書くか (ニホンゴヲドウカクカ)

文庫
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文庫判
240ページ
定価 840円+税
ISBN
978-4-04-400609-9   COPY
ISBN 13
9784044006099   COPY
ISBN 10h
4-04-400609-1   COPY
ISBN 10
4044006091   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0181  
0:一般 1:文庫 81:日本語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年7月25日
書店発売日
登録日
2020年6月23日
最終更新日
2024年4月17日
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書評掲載情報

2020-09-19 朝日新聞  朝刊
評者: 山田航(歌人)
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紹介

日本人は二つの日本語を使い分けている。古来受け継がれてきた日常の「話し言葉」に対し、外国文化を直訳し理解するために作られた人工の「書き言葉」。よい文章を書くには、その決定的な違いを知ることが不可欠だ。句読点や段落の切り方、語感の豊かな言葉選び、文末語の変化が生み出すリズムや余韻――。言文一致という幻想を疑い、ホンネとタテマエの文化的二重構造に切り込む。近代日本語の誕生から解き明かす異色文章読本。

目次

第一章 作られた日本語

 翻訳で作られた日本語
 翻訳語、翻訳的用語の使われ方
 翻訳で作られた日本「文」

第二章 日本文の二重構造

 日本語の二重構造
 日本語の国際性

第三章 句読法の歴史

第四章 日本文と文末語

 常体と敬体の混用文体
 文末語はなぜ必要なのか
 「である」文の表現力
 「現在形」としての動詞止め文

第五章 日本文をどう書くか

 難しそうな言葉を警戒する
 言葉感覚に欠けた言葉
 段落の切り方について
 文末に変化を持たせること

 あとがき
 新版へのあとがき

著者プロフィール

柳父 章  (ヤナブ アキラ)  (著/文

1928年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒。元桃山学院大学教授。翻訳論・比較文化論。『翻訳の思想』(ちくま学芸文庫)、『翻訳語成立事情』(岩波新書)など著作多数。2018年没。

上記内容は本書刊行時のものです。