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雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら 東畑 開人(著) - KADOKAWA
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雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら (アメノヒノシンリガク ココロノケアガハジマッタラ)

文芸
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四六判 右開き
352ページ
定価 1,600 円+税   1,760 円(税込)
ISBN
978-4-04-114887-7   COPY
ISBN 13
9784041148877   COPY
ISBN 10h
4-04-114887-1   COPY
ISBN 10
4041148871   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年9月2日
書店発売日
登録日
2024年7月16日
最終更新日
2026年1月14日
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書評掲載情報

2025-12-13 日本経済新聞  朝刊
評者: 上田紀行(東海学園大学特命副学長)
2025-04-12 朝日新聞  朝刊
評者: 松本卓也(京都大学准教授・精神科医)
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紹介

――
こころのケアははじめるものではなくて、はじまってしまうものである。
つまり、自主的に、計画的に、よく考えて契約書にサインしてから開始するものではなく、受け身的に、期せずして、否が応でも巻き込まれてしまうものです。
よく晴れた休日に散歩に出かけたら、突然大雨が降ってくるようなものです。
そういうとき、僕らは当初の予定を変更して、とにもかくにも雨宿りをできる場所を探したり、傘を買ったりしなければいけなくなります。

同じように、ある日突然、身近な人の具合が悪くなる。
子どもが学校に行けなくなる。パートナーが夜眠れなくなる。老いた親が離婚すると言い出す。部下が会社に来なくなる。あるいは、友人から「もう死んでしまいたい」と連絡が来る。
突如として、暗雲が立ち込める。
どうしてそうなったのか、なにをすればいいのか、これからどうなるのか、全然わからない。
でも、雨が降っていて、彼らのこころがびしょ濡れになっていることだけはわかります。
そのとき、あなたは急遽予定を変更せざるをえません。とにもかくにも、なんらかのこころのケアをはじめなくちゃいけなくなる。
傍にいるのがあなただったからです。その人があなたの大事な人であったからです。
ある日突然、あなたは身近な人に巻き込まれて、雨の中を一緒に歩むことになってしまう。
こういうことがどんな人の身の上にも起こります。
人生には、こころのケアがはじまってしまうときがある。

ですから、突然の雨に降られている方々に向けて、あるいは長雨の中で日々を過ごしておられる方々のために、心理学の授業をしてみようと思います。
雨が降ったら、傘を差すように、こころのケアがはじまったら、心理学が役に立つと思うからです。
――(まえがきより)

著者プロフィール

東畑 開人  (トウハタ カイト)  (

1983年東京都生まれ。臨床心理士。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、白金高輪カウンセリングルーム主宰。専門は臨床心理学、精神分析、医療人類学。著書に『聞く技術 聞いてもらう技術』(ちくま新書)、『ふつうの相談』(金剛出版)など。

上記内容は本書刊行時のものです。