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私たちの金曜日 有川 ひろ(著/文) - KADOKAWA
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私たちの金曜日 (ワタシタチノキンヨウビ)

文庫
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文庫判
256ページ
定価 740円+税
ISBN
978-4-04-113220-3   COPY
ISBN 13
9784041132203   COPY
ISBN 10h
4-04-113220-7   COPY
ISBN 10
4041132207   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年1月25日
書店発売日
登録日
2022年11月26日
最終更新日
2024年3月2日
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紹介

ストレスから職場を転々とする会社員、小壜をロッカーに隠し持つミステリアスな同僚、上京した売れない地下アイドル、30歳の誕生日を迎えた小説家、育ち盛りの子供を抱える自衛官のパイロットなど……思い通りに仕事をすることが叶わないなかで働く様々な女性たちを描いた短編7作品を収録。
周りと比べたり、羨んだり、もう辞めてやると思ったり。それでもなぜ、私たちは働くのか。「働く」の今を知るためのアンソロジー。

目次

社畜 (山本文緒『ファースト・プライオリティー』(角川文庫)所収)
美女山盛 (田辺聖子『日毎の美女』(講談社文庫)所収)
こたつのUFO (綿矢りさ『意識のリボン』(集英社文庫)所収)
茶色の小壜 (恩田陸『図書室の海』(新潮文庫)所収)
神様男 (桐野夏生『奴隷小説』(文春文庫)所収)
おかきの袋のしごと (津村記久子『この世にたやすい仕事はない』(新潮文庫)所収)
ファイターパイロットの君 (有川ひろ『クジラの彼』(角川文庫)所収)

解説 三宅香帆

著者プロフィール

有川 ひろ  (アリカワ ヒロ)  (著/文

高知県出身。第10回電撃小説大賞『塩の街 wish on my precious』で2004年デビュー。2作目『空の中』が絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。『植物図鑑』『キケン』『県庁おもてなし課』『旅猫リポート』『三匹のおっさん』『阪急電車』『空飛ぶ広報室』『明日の子供たち』『イマジン?』など。2019年「有川浩」から「有川ひろ」に改名。

恩田 陸  (オンダ リク)  (著/文

1964年、宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞および本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木賞および本屋大賞を受賞する。『ドミノ』『灰の劇場』など著書多数。

桐野 夏生  (キリノ ナツオ)  (著/文

1951年金沢生まれ。成蹊大学卒。93年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞を受賞。99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、10年、11年に『ナニカアル』で島清恋愛文学賞と読売文学賞をダブル受賞。15年紫綬褒章を受章。

田辺 聖子  (タナベ セイコ)  (著/文

1928年、大阪市生まれ。樟蔭女子専門学校卒業。64年『感傷旅行』で芥川賞、87年『花衣ぬぐやまつわる……』で女流文学賞、93年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を受賞。『むかし・あけぼの』『ジョゼと虎と魚たち』など著作多数。

津村 記久子  (ツムラ キクコ)  (著/文

1978年大阪府生まれ。『君は永遠にそいつらより若い』で太宰治賞を受賞し小説家デビュー。『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、『ポトスライムの舟』で芥川賞、11年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、13年『給水塔と亀』で川端康成文学賞、16年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、17年『浮遊雲ブラジル』で紫式部文学賞、19年『ディス・イズ・ザ・デイ』でサッカー本大賞を受賞。

山本 文緒  (ヤマモト フミオ)  (著/文

1987年に『プレミアム・プールの日々』で少女小説家としてデビュー。1992年「パイナップルの彼方」を皮切りに一般の小説へと方向性をシフト。1999年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞受賞。2001年『プラナリア』で第24回直木賞を受賞。

綿矢 りさ  (ワタヤ リサ)  (著/文

1984年京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2001年『インストール』で文藝賞を受賞しデビュー。04年『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞。12年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞を受賞。同年、京都市芸術新人賞を受賞。20年『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞を受賞。『勝手にふるえてろ』『嫌いなら呼ぶなよ』など著書多数。

三宅 香帆  (ミヤケ カホ)  (編集

1994年生まれ。高知県出身。大学院在学中に書籍執筆を開始し、作家・書評家として活動中。著書に『人生を狂わす名著50』、『文芸オタクの私が教えるバズる文章教室』『副作用あります!? 人生おたすけ処方本』『妄想とツッコミでよむ万葉集』、『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』、『女の子の謎を解く』、『それを読むたび思い出す』『(萌えすぎて)絶対忘れない! 妄想古文』。

上記内容は本書刊行時のものです。