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出版者情報
雨宮兄弟の骨董事件簿
巻次:1
発行:KADOKAWA
文庫判
240ページ
定価
620円+税
- 初版年月日
- 2022年11月25日
- 書店発売日
- 2022年11月22日
- 登録日
- 2022年10月1日
- 最終更新日
- 2024年6月1日
紹介
潮風香る港町、横浜の路地裏の石畳に佇むダークブラウンの小さな店、雨宮骨董店。
明るく才能豊かな若きディーラー・雨宮陽人(あまみや はると)が、弟の海星(かいせい)と共に経営する店だ。
しかしこの兄弟、生活能力に欠ける所があり、陽人の友人で刑事の本木匡士(ほんもく きょうじ)が面倒を見ている。
ある日、匡士が店を訪れると、陽人が女子高校生二人組に依頼され、カメオの鑑定の真っ最中だった。
陽人が買い取りを拒否し、二人は立ち去るが、直後、付近で高価なカメオの盗難事件が発生し……!?
(――第一話 女神のカメオ)
ある晴れた日、アンティーク・オークションに出掛けた陽人。
しかし、ギリシャで仕入れた取って置きの品を披露すると息巻いていた知り合いのディーラーが姿を現さない。
不審に思っていると、匡士から電話が入った。なんとそのディーラーが二日前から行方不明になっていると聞き――。
(――第二話 シルバーボックス)
「雨宮骨董店の名に於いて、謎を鑑定致します」
訳アリ兄弟×世話焼き刑事が、心を解き、縁を結ぶ、心ときめくアンティーク・ミステリ!
目次
第一話 女神のカメオ
第二話 シルバーボックス
幕間 ビスクドール
第三話 チェスト・オン・スタンド
上記内容は本書刊行時のものです。