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鎌倉残影 歴史小説アンソロジー 朝井 まかて(著/文) - KADOKAWA
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鎌倉残影 歴史小説アンソロジー (カマクラザンエイ レキシショウセツアンソロジー)

文芸
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四六判
256ページ
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-04-112766-7   COPY
ISBN 13
9784041127667   COPY
ISBN 10h
4-04-112766-1   COPY
ISBN 10
4041127661   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年11月2日
書店発売日
登録日
2022年9月6日
最終更新日
2022年11月8日
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紹介

2022年の大河ドラマで描かれた、いくつもの野望と愛が交差する鎌倉時代。そんな武士の世への転換点を駆け抜けた人々――源頼朝、北条政子、後鳥羽上皇、和田義盛、そして北条義時。歴史小説の名手たちが彼らの面影を丹念に描き上げた珠玉の小説集! 義時の恋が、政子の激情が、鎌倉の光景をありありと蘇らせる。

目次

朝井まかて 「恋ぞ荒ぶる」 謀略と戦乱の時代に咲いた、北条義時の恋。
諸田玲子 「人も愛し」 若き日の後鳥羽上皇が出会った、悲恋の姫の行く末。
澤田瞳子 「さくり姫」 一幅の仏画に託された、源頼朝の妹・有子の切なる願い。
武川佑 「誰が悪」 猛将・和田義盛が突き止めた、討つべき「真の悪」とは。
葉室麟 「女人入眼」 尼将軍・北条政子が作り上げた、鎌倉という時代の実像。

著者プロフィール

朝井 まかて  (アサイ マカテ)  (著/文

1959年、大阪府生まれ、甲南女子大学文学部卒業。2008年、第3回小説ゲンダイ長編新人賞奨励賞を『実さえ花さえ』(のちに『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』に改題)で受賞してデビュー。13年に刊行した『恋歌』で、14年に第150回直木賞を受賞。14年に『阿蘭陀西鶴』で第31回織田作之助賞、15年に『すかたん』で第3回大阪ほんま本大賞、16年に『眩』(くらら)で第22回中山義秀文学賞、17年に『福袋』で第11回舟橋聖一文学賞を受賞。他の著書に『残り物』『落葉』『銀の猫』など。

諸田 玲子  (モロタ レイコ)  (著/文

1954年静岡市生まれ。外資系企業勤務を経て、テレビドラマのノベライズや翻訳を手がけた後、作家デビュー。96年『眩惑』でデビューする。2003年に『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞受賞。2007年に『奸婦にあらず』で第25回新田次郎文学賞受賞。2012年、『四十八人目の忠臣』で第1回歴史時代作家クラブ賞受賞。「お鳥見女房」シリーズ、「あくじゃれ瓢六捕物帖」シリーズ、「天女湯おれん」シリーズなど、数々の人気シリーズを持つ。近著に『花見ぬひまの』『ともえ』『波止場浪漫』(上下)などがある。

澤田 瞳子  (サワダ トウコ)  (著/文

1977年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。同大学大学院博士前期課程修了。2010年『孤鷹の天』でデビューし、翌年に第十七回中山義秀文学賞を受賞。2013年『満つる月の如し 仏師・定朝』で第三二回新田次郎文学賞を受賞。2016年『若冲』で第九回親鸞賞を受賞(同作は第一五三回直木賞の候補作にもなった)。他の著書に『日輪の賦』『泣くな道真 大宰府の詩』『与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記』など。

武川 佑  (タケカワ ユウ)  (著/文

1981年、神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)修了。書店員、専門紙記者を経て、2016年「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞。’17年、甲斐武田氏を描いた書下ろし長編『虎の牙』でデビュー。同作は第7回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞。’21年『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で、第10回日本歴史時代作家協会賞作品賞受賞。

葉室 麟  (ハムロ リン)  (著/文

1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞しデビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞し絶賛を浴びる。09年『いのちなりけり』と『秋月記』で、10年『花や散るらん』で、11年『恋しぐれ』で、それぞれ直木賞候補となり、12年『蜩ノ記』で直木賞を受賞。著書は他に『実朝の首』『橘花抄』『川あかり』『散り椿』『さわらびの譜』『風花帖』『峠しぐれ』『春雷』『蒼天見ゆ』『天翔ける』『晴嵐の坂』など。2017年12月、惜しまれつつ逝去。

上記内容は本書刊行時のものです。