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怪と幽 vol.013 2023年5月 京極 夏彦(著/文) - KADOKAWA
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怪と幽 vol.013 2023年5月 (カイトユウ ボリューム ジュウサン 2023ネン5ガツ)

ムック
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A5判
536ページ
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-04-112528-1   COPY
ISBN 13
9784041125281   COPY
ISBN 10h
4-04-112528-6   COPY
ISBN 10
4041125286   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C9493  
9:雑誌扱い 4:ムック・その他 93:日本文学、小説・物語
雑誌コード
6248960
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年4月26日
書店発売日
登録日
2023年4月5日
最終更新日
2024年4月6日
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紹介

「怪と幽」13号は、特集二本立て。
第一特集「怪奇大特撮」。
1954年の『ゴジラ』や1965年の『大怪獣ガメラ』を筆頭に、これまで数多くの特撮作品が制作されてきた。毎年新作が放送される子供向けのTVドラマだけでなく、庵野秀明監督によるリブート作品「シン・」シリーズが次々に話題となり、世界でも「モンスター・ヴァース」が席巻している。怪獣モノのみならずホラーや SFまで含めると、今や「特撮」はエンターテインメントの主役である。かつて「幻想映画」とも呼ばれた「特撮映画」は超自然的な世界を映し出し、怪獣やクリーチャーたちは、人間が畏敬の念や恐怖を抱く自然災害・社会問題の象徴ともされた。怪奇や幻想を形にしてきた「こわい特撮」を、お化け好き諸兄姉に贈る!

第二特集「民俗写真家 芳賀日出男」。
折口信夫の講義に感銘を受け、宮本常一と九州各地を訪ね歩いた、唯一無二の写真家・芳賀日出男。大正十年に満州で生まれ、幼少期からカメラに親しみ、晩年まで写真への情熱が失われることはなかった。昭和から現代にかけて日本も世界も大きく変化し続ける中、芳賀は文化や習俗を大切にする一方で、無闇に変化を否定せず、その地で生活を営む人の思いを汲んでいた。芳賀が遺した貴重な写真には、当時の景色とともに、人間の息遣いが閉じ込められている。昨年十一月に百一歳で逝去した偉大なる民俗写真家の足跡を辿り、在りし日の光景に想いを馳せたい。

目次

●第一特集
怪奇大特撮
【アンケート】私のトラウマ特撮 朱野帰子、綾辻行人、有栖川有栖、大倉崇裕、大槻ケンヂ、押切蓮介、小野不由美、織守きょうや、唐沢なをき、貴志祐介、佐野史郎、澤村伊智、真藤順丈、高橋葉介、月村了衛、恒川光太郎、Toy(e)、新名智、葉真中顕、平山夢明、深緑野分、福澤徹三、諸星大二郎、山白朝子、和嶋慎治 
【インタビュー】京極夏彦、小林靖子、鶴田法男
【寄稿】東雅夫、式水下流
【対談】倉谷滋×円城塔
【レポート】「カイトユウマン」ができるまで

●第二特集
民俗写真家 芳賀日出男
【インタビュー】芳賀日向
【寄稿】棚木晴子、飯沢耕太郎、神崎宣武

●小説 京極夏彦、有栖川有栖、山白朝子、恒川光太郎、澤村伊智、織守きょうや
●漫画 諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介
●論考/エッセイ 加門七海、東雅夫、村上健司&多田克己
●グラビア Toy(e)、芳賀日出男+芳賀日向、佐藤健寿、怪食巡礼
●怪談実話 梨、若本衣織、鷲羽大介
●情報コーナー 角川ホラー文庫30周年、澤村伊智×新名智、和田正雪×吉田悠軌、高野和明、黒史郎×村上健司、スリラーナイト、戸神重明 etc……

上記内容は本書刊行時のものです。