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出版者情報
営繕かるかや怪異譚 その弐
巻次:2
発行:KADOKAWA
文庫判
336ページ
定価
720円+税
- 初版年月日
- 2022年6月25日
- 書店発売日
- 2022年6月10日
- 登録日
- 2022年4月27日
- 最終更新日
- 2022年6月11日
紹介
両親と弟が鬼籍に入り、かつて花街だったという古い町並みにある町屋の実家に戻ってきた貴樹。貴樹が書斎として定めた部屋はかつて弟が使っていた部屋だった。何気なく、書棚に立てかけられた鏡をずらしてみると、柱と壁に深い隙間があった。そしてその向こうに芸妓のような三味線を抱えて座るはかなげな着物姿の人影が見えた。その女と弟の死には関係があるかもしれないと探すうちに、貴樹がその女を見ずにはいられなくなり――。(「芙蓉忌」より)
他、「関守」「まつとし聞かば」「魂やどりて」「水の声」「まさくに」の全6篇を収録。
解説は織守きょうや氏。 2019年、第10回 山田風太郎賞最終候補作。
目次
芙蓉忌
関守
まつとし聞かば
魂やどりて
水の声
まさくに
解説 織守きょうや
上記内容は本書刊行時のものです。