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出版者情報
女だてら
発行:KADOKAWA
文庫判
432ページ
定価
800円+税
- 初版年月日
- 2023年2月25日
- 書店発売日
- 2023年2月24日
- 登録日
- 2022年12月24日
- 最終更新日
- 2023年2月25日
書評掲載情報
2023-03-18 |
朝日新聞
朝刊 評者: 谷津矢車(小説家) |
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紹介
文政11年、漢詩人・原古処の娘であるみちは、若侍に姿を変えた。昨年、秋月黒田家の嫡子が急死し、福岡の黒田本家の専横に対抗できる人物を立てるべく、京、そして江戸へと向かう密命をおびたためだ。女であることをひた隠しにしながら任務に邁進するみちに、兄の友人・石上玖左衛門という心強い旅の道連れができる。だが酒を酌みかわし、心を通わせていく一方で、みちは、彼にも秘密があるのではないかと疑心暗鬼に囚われる。不気味な追っ手の影、錯綜する思惑、巨大な陰謀―聡明なみちは得意の変装術と機転で、危機を切り抜けていくが…。実在した漢詩人・原采蘋の数奇な半生と、秋月黒田家お家騒動の驚きの内幕をスリリングに描いた、圧巻の歴史ミステリー。
目次
目次
序章〈発端〉
第一章〈京〉
第二章〈東海道〉
第三章〈江戸〉
終章〈二年後〉
主な参考文献
あとがき
解説 大矢博子
上記内容は本書刊行時のものです。