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出版者情報
よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続
発行:KADOKAWA
四六判
528ページ
定価
1,900円+税
- 初版年月日
- 2022年7月27日
- 書店発売日
- 2022年7月27日
- 登録日
- 2022年5月31日
- 最終更新日
- 2022年7月26日
紹介
江戸は神田三島町にある袋物屋の三島屋は、風変わりな百物語をしていることで知られている。
語り手一人に聞き手も一人、話はけっして外には漏らさず、「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」これが三島屋の変わり百物語の趣向である。
従姉妹のおちかから聞き手を受け継いだ三島屋の「小旦那」こと富次郎は、おちかの出産を控える中で障りがあってはならないと、しばらく百物語をお休みすることに決める。
休止前の最後の語り手は、商人風の老人と目の見えない彼の妻だった。老人はかつて暮らした村でおきた「ひとでなし」にまつわる顛末を語りだす――。
上記内容は本書刊行時のものです。