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出版者情報
虚魚
巻次:1
発行:KADOKAWA
四六判
288ページ
定価
1,650円+税
- 初版年月日
- 2021年10月22日
- 書店発売日
- 2021年10月22日
- 登録日
- 2021年9月1日
- 最終更新日
- 2022年6月21日
書評掲載情報
2021-11-28 |
産經新聞
朝刊 評者: 関口苑生(書評家) |
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紹介
“体験した人が死ぬ怪談”を探す怪談師の三咲は、“呪いか祟りで死にたい”カナちゃんと暮らしている。幽霊や怪談、呪いや祟り、オカルトや超常現象。両親を事故で亡くした日から、三咲はそんなあやふやなものに頼って生きてきた。カナちゃんとふたりで本物の怪談を見つけ出し、その怪談で両親を事故死させた男を殺すことが、いまの三咲の目標だ。
ある日、「釣り上げた人が死んでしまう魚がいる」という噂を耳にした三咲は、その真偽を調べることにする。ある川の河口で似たような怪談がいくつも発生していることがわかり、ふたりはその発生源を求めて、怪異の川をたどっていく。“本物”の怪談に近づくうち、事情を抱えるふたりの関係にも変化がおとずれて――。
選考委員の絶賛を浴びた第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<大賞>受賞作。
上記内容は本書刊行時のものです。