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私の頭が正常であったなら 山白 朝子(著/文) - KADOKAWA
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私の頭が正常であったなら (ワタシノアタマガセイジョウデアッタナラ)

文庫
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文庫判
288ページ
定価 680円+税
ISBN
978-4-04-110904-5   COPY
ISBN 13
9784041109045   COPY
ISBN 10h
4-04-110904-3   COPY
ISBN 10
4041109043   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年1月25日
書店発売日
登録日
2020年12月1日
最終更新日
2024年1月24日
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紹介

最近部屋で、おかしなものを見るようになった夫婦。妻は彼らの視界に入り込むそれを「幽霊ではないか」と考え、考察し始める。なぜ自分たちなのか、幽霊はどこにとりついているのか、理系の妻とともに謎を追い始めた主人公は、思わぬ真相に辿りつく。その真相は、おそろしく哀しい反面、子どもを失って日が浅い彼らにとって救いをもたらすものだった――「世界で一番、みじかい小説」。その他、表題作の「私の頭が正常であったなら」や、「トランシーバー」「首なし鶏、夜をゆく」「酩酊SF」など全8篇。それぞれ何かを失った主人公たちが、この世ならざるものとの出会いや交流を通じて、日常から少しずつずれていく……。そのままこちらに帰ってこられなくなる者や、新たな日常に幸せを感じる者、哀しみを受け止め乗り越えていく者など、彼らの視点を通じて様々な悲哀が描かれる、おそろしくも美しい”喪失”の物語。【解説:宮部みゆき】

著者プロフィール

山白 朝子  (ヤマシロ アサコ)  (著/文

怪談専門誌『幽』で鮮烈デビュー。著著に『死者のための音楽』『エムブリヲ奇譚』『私のサイクロプス』がある。趣味はたき火。

上記内容は本書刊行時のものです。