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出版者情報
SIGNAL シグナル
発行:KADOKAWA
四六判
272ページ
定価
1,700円+税
- 初版年月日
- 2020年10月1日
- 書店発売日
- 2020年10月1日
- 登録日
- 2020年9月5日
- 最終更新日
- 2024年4月23日
紹介
それは破滅への予兆か、人類への福音か――。
電波天文台が奇妙な信号を捉えた。
調査の結果、三百万光年離れたM33さんかく座銀河からの人工的電波だとわかり、人類史上初めて地球外知的生命が確認されることとなった。
中学二年の芦川翔は、この人類史上最大の発見に大興奮するが、周囲の友人は冷めていた。
誰かと感動を分かち合いたい芦川は、高等部の先輩で天文学者を母に持つ男子生徒・朱鷺丘昴の存在を知る。
先輩なら、当然この大発見の意味も僕以上に理解しているはずだと確信し、朱鷺丘先輩に話しかけようと試みるが、先輩は極端に無口で滅多に人と交わらない変人だった……。
一方、宇宙から謎の信号を直接感知する人々が現れる。呼び集められた彼らは、ある実験を試みる……。
十七年後、研究者となった朱鷺丘が、シグナルの解析に成功する。
電波を発するようになって百年余りの人類に向けて、宇宙の彼方からシグナルを送り続ける「彼ら」の目的とは?
「彼ら」は地球にやってくるのか? 果たして人類の運命は――。
『百年法』『代体』の著者が放つ“アオハル”SF長篇!
目次
第一部
第一章 CONTACT
第二章 TRY
第三章 THEY
第二部
第一章 VISION
第二章 REIMS
第三章 REUNION
第四章 DIRAC
第五章 SIGNAL
終章 FUTURE
上記内容は本書刊行時のものです。