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角の生えた帽子 宇佐美まこと(著/文) - KADOKAWA
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角の生えた帽子 (ツノノハエタボウシ)

文庫
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文庫判
320ページ
定価 680円+税
ISBN
978-4-04-109692-5   COPY
ISBN 13
9784041096925   COPY
ISBN 10h
4-04-109692-8   COPY
ISBN 10
4041096928   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年11月25日
書店発売日
登録日
2020年10月6日
最終更新日
2024年2月16日
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紹介

何度も同じような夢を見る。それはさまざまな女をいたぶり殺すことでエクスタシーを覚えるという夢だ。その夢はまるで自分が手を下したかのような錯覚に陥るほど、リアルなのだ。ある日、自分が見た夢と同じ殺人事件が起こっていると知る。犯人逮捕のニュースには、自分と同じ顔をした違う名前の男が映っていた―ー。運命の残酷さに翻弄される悲劇を描いた「悪魔の帽子」ほか、植物に取りつかれた男を描いた「花うつけ」、主人公が犬嫌いになった理由があかされる衝撃のラスト「犬嫌い」、著者の出身地である松山が舞台の正統派ゴーストストーリーの「城山界隈奇譚」などの他、文庫化にあたり雑誌掲載原稿を2篇、文庫版書下ろしも収録した充実の十二篇。登場人物たちの心の昏闇や地獄は、自分の中にもあると気付いたとき、すでに著者の術中にはまっている。一度読み始めたら、止められない語り口、一気読み必須の正統派怪談。

目次

悪魔の帽子
赤い薊
空の旅
城山界隈奇譚
夏休みのケイカク
花うつけ
みどりの吐息
犬嫌い
あなたの望み通りのものを
縁切り
左利きの鬼
湿原の女神
解説 朝宮運河

著者プロフィール

宇佐美まこと  (ウサミマコト)  (著/文

愛媛県生まれ。2006年『るんびにの子供』で第1回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞し、07年『るんびにの子供』でデビュー。17年、ミステリー小説『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞。主な作品に『虹色の童話』『入らずの森』『愚者の毒』『角の生えた帽子』『死はすぐそこの影の中』『熟れた月』『骨を弔う』『少女たちは夜歩く』『聖者が街にやって来た』『いきぢごく』『展望塔のラプンツェル』『黒鳥の湖』など。

上記内容は本書刊行時のものです。