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出版者情報
身代わり若殿 葉月定光
発行:KADOKAWA
文庫判
320ページ
定価
640円+税
- 初版年月日
- 2018年7月25日
- 書店発売日
- 2018年7月24日
- 登録日
- 2018年6月1日
- 最終更新日
- 2018年7月17日
紹介
広島藩の〈海賊〉侍が、旗本若殿の替え玉に!?
「公家武者 信平」「浪人若さま 新見左近」の著者入魂の新シリーズ、堂々開幕!
若殿の定光が急逝し、御家断絶の危機に瀕した旗本・葉月家が考案した奇策。
それは、若殿の身代わりを立てることだった!
定光と瓜二つの広島藩士・村上虎丸は葉月家の用人に懇願され、江戸屋敷に赴く。
だが、病弱だった定光に比べ、村上水軍の末裔の家で育った虎丸はたくましく健康的。
そのため、日焼けが治り、痩せるまでは外出禁止、芸州弁も厳禁だ。
そしてさらなる難題が。
若殿には、娶ったばかりの妻がいたのだ!
公儀にも妻にもばれたら一大事だが、瀬戸内の海で自由に育った虎丸は、外に出たくて仕方がない。
そんなある日、江戸の川で悪事を働く「川賊」が現れる。
ひょんなことから屋敷を抜け出した虎丸は、川賊退治を手伝うことに――。
海賊剣術を駆使して江戸の悪に立ち向かう、痛快時代小説!
上記内容は本書刊行時のものです。