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つながりの蔵 椰月 美智子(著/文) - KADOKAWA
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つながりの蔵 (ツナガリノクラ)

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四六判
224ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-04-106757-4   COPY
ISBN 13
9784041067574   COPY
ISBN 10h
4-04-106757-X   COPY
ISBN 10
404106757X   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年3月17日
最終更新日
2018年4月14日
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書評掲載情報

2018-06-10 産經新聞  朝刊
評者: 赤羽じゅんこ(童話作家)
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紹介

41歳の夏、同窓会に誘われた遼子。その同窓会には、蔵のあるお屋敷に住むの憧れの少女・四葉が来るという。30年ぶりに会える四葉ちゃん。このタイミングで再会できるのは自分にとって大きな一歩になるはず――。
 小学校5年生のある夏。放課後、遼子と美音は四葉の家でよく遊ぶようになった。広大な敷地に庭園、隠居部屋や縁側、裏には祠、そして古い蔵。実は四葉の家は幽霊屋敷と噂されていた。最初は怖かったものの、徐々に三人は仲良くなり、ある日、四葉が好きだというおばあちゃんの歌を聞きに美音と遼子は遊びに行くと、御詠歌というどこまでも悲しげな音調だった。その調べは美音の封印していた亡くなった弟との過去を蘇らせた。四葉は、取り乱した美音の腕を取り蔵に導いて――。
少女たちは、それぞれが人に言えない闇を秘めていた。果たしてその心の傷は癒えるのか―。輝く少女たちの物語。

著者プロフィール

椰月 美智子  (ヤヅキ ミチコ)  (著/文

1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞してデビュー。『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞を受賞。著書に『フリン』『るり姉』『伶也と』『14歳の水平線』『その青の、その先の、』『明日の食卓』『消えてなくなっても』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。