版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
消えてなくなっても 椰月 美智子(著/文) - KADOKAWA
..
詳細画像 0 詳細画像 1 詳細画像 2 詳細画像 3 詳細画像 4
【利用不可】

消えてなくなっても (キエテナクナッテモ)

文庫
このエントリーをはてなブックマークに追加
文庫判
256ページ
定価 600円+税
ISBN
978-4-04-105602-8   COPY
ISBN 13
9784041056028   COPY
ISBN 10h
4-04-105602-0   COPY
ISBN 10
4041056020   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0193  
0:一般 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2017年5月25日
書店発売日
登録日
2017年5月9日
最終更新日
2024年4月6日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

物語の主人公「あおの」はタウン誌の編集者になったばかりの新人社会人で、高千穂を思わせる神話の国のような山中にある鍼灸治療の「キシダ治療院」を取材で訪れる。幼少期に両親を亡くし、親戚の家で育ったあおのは、血の繋がった家族というものを知らずに育ち、ストレス性の病を患っていた。難病患者のどんな病も治してしまうという、どこか妖しげな治療院には、不思議な力を持つと言われている節子先生が暮らしていた。そこには、あおのと年齢の近い「つきの」という女の子が、手伝いとして住み込みながら治療を続けていた。ひょんなことからあおのも住み込んで治療に専念することになり、二人は規則正しい暮らしの中で、少しずつ距離を縮め、いつしか二人の病気は回復に向かっていくはずだったのだが……。ある日、庭に河童があらわれていることを発見したときから、二人の運命は大きな展開を迎える。二人を呼び寄せたものは何だったのか。物語のラストで驚きと共に感動に包まれることでしょう。
節子さんの秘密に迫る、幼少期の出来事を描いた短編作「春の記憶」を収録。 

目次

消えてなくなっても
春の記憶(文庫版、初収録)
解説 朝宮運河(ライター、書評家)

著者プロフィール

椰月 美智子  (ヤヅキ ミチコ)  (著/文

1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』で第42回講談社児童文学新人賞を受賞してデビュー。『しずかな日々』で第45回野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞を受賞。著書に『フリン』『るり姉』『消えてなくなっても』『伶也と』『14歳の水平線』『その青の、その先の、』『明日の食卓』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。