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反日 vs. 反韓 対立激化の深層 黒田 勝弘(著/文) - KADOKAWA
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反日 vs. 反韓 対立激化の深層 (ハンニチブイエスハンカン タイリツゲキカノシンソウ)

新書
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新書判
272ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-04-082369-0   COPY
ISBN 13
9784040823690   COPY
ISBN 10h
4-04-082369-9   COPY
ISBN 10
4040823699   COPY
出版者記号
04   COPY
Cコード
C0231  
0:一般 2:新書 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年8月10日
書店発売日
登録日
2020年7月17日
最終更新日
2020年7月21日
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書評掲載情報

2020-09-20 産經新聞  朝刊
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紹介

(章立て)
はじめに
第一章 日韓は後もどりできない――「歴史まみれ」と「歴史離れ」
第二章 反日不買運動と「日本隠し」の真相――制裁と報復を検証する
第三章 果てしなき日韓擬似戦争の恨(ハン)――旭日旗とレーダー照射事件
第四章 日本人にも対韓被害意識がある――歴史に探る反韓・嫌韓感情の起源
第五章 「天皇」がなぜ「日王」なのか――韓国メディアこだわりの限界
第六章 左翼権力エリートの偽善――チョグク スキャンダルの文化人類学
第七章 日本人より韓国人に読ませたい――ベストセラー『反日種族主義』と『親日派のための弁明』
第八章 韓国は日本の防波堤か――矛盾に満ちた文在寅語録
第九章 朴正煕に助けられた文在寅――大逆転のコロナ政治学
第十章 ぜいたくな貧困――映画『パラサイト』をめぐる大誤解
あとがき

目次

(目次 抜粋)
はじめに
第一章 日韓は後もどりできない
「歴史のワナ」にはまった?
100周年に経済宣戦布告
制裁に喜んだ文在寅
反日扇動は官製民族主義
歴史カードの無力化

第二章 反日不買運動と「日本隠し」の真相
輸出規制がなぜ侵略か 
「日本隠し」が対日感情を歪めた
韓国メディアとのバトル
ユーチューバーがクロダ擁護
日本にも制裁のツケ
ミツビシボールペンの人気と受難
世界で唯一の切ない不買運動 

第三章 果てしなき日韓擬似戦争の恨(ハン)
何でも旭日旗に見える反日病理学 
「戦犯の息子」発言の歴史歪曲と品格
旭日旗反日の起源
レーダー照射事件の論点ずらし
中国より危ない感情傾斜

第四章 日本人にも対韓被害意識がある
日本ヘイトは放置され歓迎される
日本人の歴史被害意識
「北の脅威」から始まった
押し寄せる隣国の内部対立
地政学的宿命からは逃れられない 

第五章 「天皇」がなぜ「日王」なのか
「令和」はどう伝えられたか
政府は「天皇」、メディアは「日王」
「日皇」もあった
昭和天皇崩御で「日王」に
金大中時代のつかの間の「天皇」
「日王」へ一気に回帰

第六章 左翼権力エリートの偽善
朴クネと文在寅の道徳性
民心は何に怒ったか
「チョン・ユラ」と「チョウ・ユラ」の悲喜劇
公正・平等・正義の看板に致命傷
陰の主役は今回も夫人
人脈社会の人脈犯罪

第七章 日本人より韓国人に読ませたい
日本右翼に通じる「深刻な騒音」
強制閉鎖された親日サイト
「親日罪」をとなえる人びと
植民地近代化論の変遷
慰安婦問題の聖域に挑戦
慰安婦少女像は種族結束のトーテム
歴史守旧勢力との困難な戦い

第八章 韓国は日本の防波堤か
不可解な突然の韓国防波堤論
お蔵入りしたはずの冷戦時代論理
南北協力で日本に勝つ
「日本より北朝鮮」の危うい方向性
歴史を国内政治に利用するのは誰か
原因と結果を取り違えた日本観
権力者が歴史をいじってはいけない

第九章 朴正煕に助けられた文在寅
父の身代わりとなった朴クネ
朴正熙は「日本」と「北朝鮮」で憎まれた
「平和」へのタダ乗り
「あらゆる災難は人災である」
コロナ自讃への急転換
コロナ国難を救った朴正熙の遺産 

第十章 ぜいたくな貧困
挙国的な歓喜と国際的絶賛
「寄生虫」は貧しくない
奇抜で秀逸な詐欺ドラマ
「金持ちだからいい人なんだよ」
不愉快だが面白い反権力風エンタメ
「貧困と格差」の真相
韓国人の恨(ハン)の物語

あとがき

著者プロフィール

黒田 勝弘  (クロダ カツヒロ)  (著/文

1941年、大阪生まれ。産経新聞ソウル駐在客員論説委員。1964年、京都大学経済学部を卒業後、共同通信社に入社。1978年、韓国・延世大学留学後、共同通信ソウル支局長に。1989~2011年、産経新聞ソウル支局長兼論説委員。1992年、ボーン・上田記念国際記者賞、2005年には菊池寛賞および日本記者クラブ賞を受賞。著書に『韓国 反日感情の正体』『韓めし政治学』(角川新書)、『隣国への足跡 ソウル在住35年 日本人記者が追った日韓歴史事件簿』(KADOKAWA)ほか多数。在韓40年。

上記内容は本書刊行時のものです。