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水まきジイサンと図書館の王女さま 丸山正樹(著/文) - 偕成社
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水まきジイサンと図書館の王女さま
発行：偕成社
四六判
縦190mm
横130mm
158ページ
定価
1,000円+税
- 書店発売日
- 2022年7月19日
- 登録日
- 2022年4月26日
- 最終更新日
- 2022年7月6日
紹介
『デフ･ヴォイス～法廷の手話通訳士』（文春文庫）で話題をさらった丸山正樹氏、初めての児童書。「デフ・ヴォイス」シリーズとして、その後『慟哭は聴こえない』（東京創元社）など続篇を刊行中。本作は、そのスピンオフ版として書かれたもので、コーダ（ろう者の両親の家庭で育った聴者の子ども）である主人公の手話通訳士の再婚相手の子ども美和と､シリーズ2作目に登場する友だち英知の学校を舞台に繰り広げられる。「水まきジイサン」「図書館で消えたしおり」「猫事件」「耳の聞こえないおばあさん」などのストーリーが、ミステリーの要素も加わり、少しずつリンクしていく。美和は義父から習った手話が使える。発達障害や場面かん黙症という特性をもつ英知も、人前で話すことができないが手話を習得していて、二人の会話は手話である。オリジナリティあふれる物語。謎は解けるのか！ 巻末に手話の説明付き。
目次
1 水まきジイサン
2 手話でおしゃべり
3 消えたしおり
4 事件が起きる
5 迷子のおばあさん
6 うわさ
7 この世に一つのもの
8 おじいさんは覚えていた
9 事件の真相
10 しおりの思い出
11 別れのとき
上記内容は本書刊行時のものです。
