版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
訂正する力 東浩紀(著/文) - 朝日新聞出版
..
【利用不可】

訂正する力 (テイセイスルチカラ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
新書判
厚さ13mm
重さ 180g
248ページ
定価 850円+税
ISBN
978-4-02-295238-7   COPY
ISBN 13
9784022952387   COPY
ISBN 10h
4-02-295238-5   COPY
ISBN 10
4022952385   COPY
出版者記号
02   COPY
Cコード
C0210  
0:一般 2:新書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年10月30日
書店発売日
登録日
2023年9月14日
最終更新日
2023年12月26日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2024-07-20 朝日新聞  朝刊
評者: 御厨貴(東京大学名誉教授・政治学)
2023-11-18 朝日新聞  朝刊
評者: 西田亮介(東京工業大学准教授・社会学者)
MORE
LESS

紹介

ひとは誤ったことを訂正しながら生きていく。哲学の魅力を支える「時事」「理論」「実存」の三つの視点から、現代日本で「誤る」こと、「訂正」することの意味を問い、この国の自画像をアップデートする。デビュー30周年を飾る集大成『訂正可能性の哲学』を実践する決定版!聞き手・構成/辻田真佐憲 帯イラスト/ヨシタケシンスケ保守とリベラルの対話、成熟した国のありかたや老いの肯定、さらにはビジネスにおける組織論、日本の思想や歴史理解にも役立つ、隠れた力を解き明かす。それは過去との一貫性を主張しながら、実際には過去の解釈を変え、現実に合わせて変化する力――過去と現在をつなげる力です。持続する力であり、聞く力であり、記憶する力であり、読み替える力であり、「正しさ」を変えていく力でもあります。そして、分断とAIの時代にこそ、ひとが固有の「生」を肯定的に生きるために必要な力でもあるのです。(目次)第1章 なぜ「訂正する力」は必要か第2章 「じつは……だった」のダイナミズム第3章 親密な公共圏をつくる第4章 「喧騒のある国」を取り戻す日本には、まさにこの変化=訂正を嫌う文化があります。政治家は謝りません。官僚もまちがいを認めません。いちど決めた計画は変更しません。(…)とくにネットではこの傾向が顕著です。かつての自分の意見とわずかでも異なる意見を述べると、「以前の発言と矛盾する」と指摘され、集中砲火を浴びて炎上する。そういう事件が日常的に起きています。(…)そのような状況を根底から変える必要があります。そのための第一歩として必要なのが、まちがいを認めて改めるという「訂正する力」を取り戻すことです。(「はじめに」より)

上記内容は本書刊行時のものです。