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キッシンジャー回想録 中国
巻次:(下)
- 初版年月日
- 2021年1月15日
- 書店発売日
- 2021年1月18日
- 登録日
- 2020年12月10日
- 最終更新日
- 2021年1月13日
書評掲載情報
2021-12-05 |
読売新聞
朝刊 評者: 国分良成(国際政治学者) |
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紹介
1972年、米中和解の衝撃によって世界は変わった――その立役者であるキッシンジャー。中国を誰よりも知り尽くした彼が、毛沢東から周恩来、訒小平など中国首脳らとの長年の外交交渉経験をもとに、アヘン戦争以降の歴史から文化まで、中国の全てを論じ切った決定的「中国論」。
目次
第10章 擬似同盟関係――毛沢東との会話
「横線」――ソ連封じ込めに対する中国の対応
ウォーターゲート事件の衝撃
第11章 毛沢東時代の終焉
後継問題の危機
周恩来の失墜
毛との最後の会談――ツバメと嵐の来襲
第12章 不死身の鄧小平
鄧小平の最初の復権
指導者たちの死――華国鋒
鄧小平の昇進――「改革開放」
第13章 「虎の尾を踏む」――第三次ベトナム戦争
ベトナム――超大国とのせめぎ合い
鄧小平の外交政策――米国との対話、そして正常化
鄧小平の歴訪
鄧小平の訪米と同盟の新たな定義
第三次ベトナム戦争
第14章 レーガンの登場と正常な関係の到来
台湾への武器売却と第三のコミュニケ
中国と超大国――新たな均衡
鄧小平の改革プログラム
第15章 天安門
米国のジレンマ/方励之をめぐる論争
一二文字と二四文字の遺訓
第16章 どのような改革か――鄧小平の南方視察
第17章 新たな和解へのジェットコースター――江沢民時代
ソ連の崩壊と中国
クリントン政権と中国政策
三回目の台湾海峡危機
中国の興隆と江沢民の考え
第18章 新世紀
見方の相違
戦略的なチャンスをどう定めるか
国家の前途に関する議論――勝利至上主義者の視点
戴秉国――平和的発展の再確認
終 章 歴史は繰り返すか――クロウの覚書
太平洋共同体に向けて
解説 米中関係を構築し続ける男――「密使」から「守護者」への軌跡……………松尾文夫
訳者あとがき……………塚越敏彦
原 注
- 旧版ISBN
-
9784000238755
上記内容は本書刊行時のものです。