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可能性としての戦後以後 加藤 典洋(著/文) - 岩波書店
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可能性としての戦後以後 (カノウセイトシテノセンゴイゴ)

文庫
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発行:岩波書店
縦148mm 横105mm 厚さ16mm
重さ 222g
364ページ
定価 1,240円+税
ISBN
978-4-00-602323-2   COPY
ISBN 13
9784006023232   COPY
ISBN 10h
4-00-602323-5   COPY
ISBN 10
4006023235   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0195  
0:一般 1:文庫 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年4月16日
書店発売日
登録日
2020年3月10日
最終更新日
2024年4月12日
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書評掲載情報

2020-06-14 読売新聞  朝刊
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紹介

戦後の思想空間の歪みと分裂をラディカルに解体し、その作品を発表するたびに大きな反響を呼んできた加藤典洋。その、公共性の再生にむけた果敢な挑戦は、再び顧みられるべき秋を迎えている。「「日本人」の成立」「「瘠我慢の説」考」「失言と癋見』など、画期を成す論考を収め、戦後的思考の更新と新たな構築への意欲を刻んだ評論集。

目次

スタートのライン――日の丸・君が代・天皇

I
「日本人」の成立

II
失言と癋見――「タテマエとホンネ」と戦後日本
「瘠我慢の説」考――「民主主義とナショナリズム」の閉回路をめぐって
チャールズ・ケーディスの思想――植民地日本の可能性

III
二つの視野の統合――見田宗介『現代社会の理論――情報化・消費化社会の現在と未来』を手ががりに
戦後的思考の原型――ヤスパース『責罪論』の復刊に際して

あとがき
「わたし達は何者なのか」から始めなくてはならない……………大澤真幸
初出一覧

著者プロフィール

加藤 典洋  (カトウ ノリヒロ)  (著/文

加藤典洋(Norihiro Kato)
1948‒2019年。文芸評論家、早稲田大学名誉教授。『言語表現法講義』(岩波書店)で第10回新潮学芸賞。『敗戦後論』(ちくま学芸文庫)で第9回伊藤整文学賞。『小説の未来』『テクストから遠く離れて』(朝日新聞社/講談社)の両著で第7回桑原武夫学芸賞。ほかの著書に『村上春樹は、むずかしい』『日の沈む国から』『世界をわからないものに育てること』『言葉の降る日』『どんなことが起こってもこれだけは本当だ、ということ。』『大きな字で書くこと』(以上、岩波書店)など。

旧版ISBN
9784000028332

上記内容は本書刊行時のものです。