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可能性としての戦後以後
発行:岩波書店
縦148mm
横105mm
厚さ16mm
重さ 222g
364ページ
定価
1,240円+税
- 初版年月日
- 2020年4月16日
- 書店発売日
- 2020年4月18日
- 登録日
- 2020年3月10日
- 最終更新日
- 2024年4月12日
書評掲載情報
2020-06-14 | 読売新聞 朝刊 |
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紹介
戦後の思想空間の歪みと分裂をラディカルに解体し、その作品を発表するたびに大きな反響を呼んできた加藤典洋。その、公共性の再生にむけた果敢な挑戦は、再び顧みられるべき秋を迎えている。「「日本人」の成立」「「瘠我慢の説」考」「失言と癋見』など、画期を成す論考を収め、戦後的思考の更新と新たな構築への意欲を刻んだ評論集。
目次
スタートのライン――日の丸・君が代・天皇
I
「日本人」の成立
II
失言と癋見――「タテマエとホンネ」と戦後日本
「瘠我慢の説」考――「民主主義とナショナリズム」の閉回路をめぐって
チャールズ・ケーディスの思想――植民地日本の可能性
III
二つの視野の統合――見田宗介『現代社会の理論――情報化・消費化社会の現在と未来』を手ががりに
戦後的思考の原型――ヤスパース『責罪論』の復刊に際して
あとがき
「わたし達は何者なのか」から始めなくてはならない……………大澤真幸
初出一覧
- 旧版ISBN
-
9784000028332
上記内容は本書刊行時のものです。