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扉をひらく哲学 中島 隆博(著/文) - 岩波書店
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扉をひらく哲学 (トビラヲヒラクテツガク) 人生の鍵は古典のなかにある (ジンセイノカギハコテンノナカニアル)

新書
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発行:岩波書店
新書判
縦172mm 横105mm 厚さ12mm
重さ 170g
202ページ
定価 900円+税
ISBN
978-4-00-500968-8   COPY
ISBN 13
9784005009688   COPY
ISBN 10h
4-00-500968-9   COPY
ISBN 10
4005009689   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0210  
0:一般 2:新書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年5月19日
書店発売日
登録日
2023年4月10日
最終更新日
2023年5月17日
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紹介

今あなたが抱いているその疑問、何千年も前から考え続けられてきたことかもしれない…? 親との関係、何のために勉強するのか、本当の自分とは何か、昔の本が今役に立つの? 古今東西の書物をひもといて、11人の古典研究者が答えます。友達への相談やネット検索では出会えないアドバイスが、人生の扉を開く、かもしれません。

目次

 はじめに

第1部 いま古典を読む意味って、何ですか?
 1 古典って何ですか?
  回答1 過去からの贈り物 中島隆博
  回答2 インターフェイスとしての古典 芦名定道
 2 時代も社会状況も違うのに、現代を生きる自分たちの役に立ちますか?
  回答 古典に自分を映し見る 木村勝彦
 3 人に聞いたりネットで検索した方が、早く答えが見つかりませんか?
  回答 時空を超えた出会いを見つけよう 吉水千鶴子
 4 なぜ大人はよく「古典は大切だ」と言うのですか?
  回答1 古くて新しいツールとしての古典 加藤隆宏
  回答2 伝えられてきたということ 土屋太祐
 5 正直言って、まったく興味がわきません
  回答 古典への入り口は、たくさんあります 渡邉義浩

第2部 人生の鍵は、古典のなかにある!
 1 人の意見にすぐ影響されてしまいます
  回答1 自分の意見を見つけるまで――孔子の「時」の教え 渡邉義浩
  回答2 一人の相手と向き合って対話する――ソクラテスの哲学と生き方 納富信留
  回答3 他者との関わりをバネに豊かな自分になる――キルケゴールの語る自己 芦名定道
 2 親との関係に悩んでいます
  回答1 親を乗り越えて進むこと――古代ギリシア神話における子供たち 納富信留
  回答2 自分で自分の主人となれ――ブッダの言葉から 吉水千鶴子
  回答3 親とはそもそも重圧である――儒教の超絶的親孝行 小倉紀蔵
 3 誰も自分のことをわかってくれない気がします
  回答1 絆をつくる大切さ――教養小説に描かれた若者たち 佐藤弘夫
  回答2 「人間」をつくる――古代インドの人生儀礼 梶原三恵子
  回答3 分かってもらえなくとも、怒らないのが君子です――孔子の辛さ、諸葛亮の理解者 渡邉義浩
 4 なんのために生きているのでしょうか?
  回答1 「目的」「統一」「真理」を捨てよ――弱いニーチェが語ること 小倉紀蔵
  回答2 自分より大切なものの発見――他者に尽くした人々の物語 佐藤弘夫
  回答3 どのようにしてこの自分を生き抜くか――ニーチェからの問いかけ 木村勝彦
 5 本当の自分を見つけたいのですが、どうすればよいでしょうか?
  回答1 本当の自分に到着するためのレッスン――「論語」が語る「君子」 中島隆博
  回答2 あなたは誰ですか?――私自身を問い直す古代インドの言葉 加藤隆宏
  回答3 「本当の自分」を探している「自分」――「臨済録」の言葉 土屋太祐
 6 死ぬとはどういうことですか?
  回答1 「私の死」に向きあうこと――ヤスパースからの勇気のメッセージ 木村勝彦
  回答2 生と死のさかいめ――禅僧の言葉から 土屋太祐
  回答3 銀河を旅する死者たち――宮沢賢治の世界から 佐藤弘夫
 7 社会の役に立ちたいのですが、どうすればよいでしょうか?
  回答1 他者への共感をもつ――大乗仏教の理想 吉水千鶴子
  回答2 社会は自己とつながる?つながらない?つながりすぎても危険だ――「大学」に「学ぶ」 小倉紀蔵
  回答3 鳩のように、そして(しかし)蛇のように――イエスが弟子に与えたアドバイスから 芦名定道
 8 勉強するのはなんのためでしょうか?
  回答1 教えを乞い、自分を更新する――古代インドの「知識」継承の営み 梶原三恵子
  回答2 変容して自由になる――「論語」と「正法眼蔵」が語る学びの境地 中島隆博
  回答3 知ることの神秘の深みの、もっと深みへ――哲人ヘラクレイトスの言葉を聞く 納富信留

第3部 10代にすすめる1冊

 執筆者紹介

上記内容は本書刊行時のものです。