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沖縄を語りつぐ ある家族の歴史 川平 朝清(著) - 岩波書店
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沖縄を語りつぐ ある家族の歴史 (オキナワヲカタリツグアルカゾクノレキシ)

新書
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発行:岩波書店
新書判
222ページ
定価 940 円+税   1,034 円(税込)
ISBN
978-4-00-432115-6   COPY
ISBN 13
9784004321156   COPY
ISBN 10h
4-00-432115-8   COPY
ISBN 10
4004321158   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0295  
0:一般 2:新書 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年6月19日
発売予定日
登録日
2026年5月10日
最終更新日
2026年6月5日
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紹介

台湾に生まれ育ち、戦後の沖縄でラジオ・テレビの放送に携わった川平朝清。その半生と家族の歴史、沖縄への思いを長男ジョン・カビラがインタビューした貴重な記録に本人談話を交えて大幅加筆。明治維新期から昭和へ、戦争を知る世代から戦後生まれの息子、孫へと語りつがれる沖縄の物語と川平家のファミリー・ヒストリー。

目次

第Ⅰ部 父から子へ、沖縄を語りつぐ――「沖縄慰霊の日」の放送から
    ……………川平朝清×ジョン・カビラ

第1章 台湾で過ごした日々 召集から敗戦へ
 台湾で生まれて
 台湾から見えた戦況
 父・朝平の思い出
 戦車壕を掘りながら
 終戦の日の思い出
 「お前らを飛ばせる飛行機はないんだ」
 終戦で感じたこと
 台湾に伝えられた米軍の上陸
 沖縄戦は「終わっていない」
 すぐには沖縄に帰れなかった

第2章 敗戦直後の沖縄で
 「国破れて山河も残らなかった」
 アメリカ軍が「解放者」のように見えた
 アメリカ軍の印象
 二〇歳、沖縄と自分の将来をどう思い描いたか
 米軍基地内診療所の検査助手になる
 ラジオの世界へ
 親子ラジオの普及
 いまでも覚えているクレジット
 牧歌的な時代の笑い話
 台湾放送協会での朝申兄
 朝申兄がラジオ放送に込めた思い
 ジャズの公開録音

第3章 NHKの養成所、そしてアメリカへ
 NHKのアナウンサー養成所へ
 沖縄の設備のほうが進んでいた
 養成所で出会った人びと
 アメリカへの留学を決意
 ミシガン州立大学を選んで正解だった
 朝鮮戦争時代の大学の雰囲気
 ミシガン州立大学からの「留学だより」
 レクチャー・コンサートの思い出
 大学院で経営学を学ぶ
 妻・ワンダリーとの出会い
 学部長のはなむけの言葉

第4章 軍政下の琉球放送~施政権返還まで
 ラジオ局の経営を始める
 米軍施政下のラジオ放送
 島ぐるみ闘争と軍政府
 施政権を日本に返還することのメリット
 沖縄放送協会の会長に
 「沖縄返還」と日本放送協会への吸収

第5章 沖縄のいま、そして未来に向けて
 施政権返還は沖縄に何をもたらしたか
 辺野古でいま、起きていること
 「自衛」隊がもつ意味
 沖縄について伝えたいこと
 若者に期待
 これからの時代の放送に求められるもの
 放送にたずさわって九〇年!?

第Ⅱ部 私の半生――川平家ファミリー・ヒストリー
    ……………川平朝清

第6章 川平家の歴史~終戦まで
 台湾での暮らし、父の三線
 祖父・朝彬、使節として江戸に赴く
 琉球古典音楽と川平家
 祖父・朝彬、東京を再訪する
 父・朝平、徳川育英黌に学ぶ
 父・朝平、沖縄で巡査になる
 母・ツルの結婚
 川平家の長兄たち
 一家で台湾に渡る
 旧制台北高等学校尋常科に入学
 美術論文と回覧雑誌『雲葉』
 学徒動員 一七歳で入隊
 終戦・復学・卒業
 カール先生

第7章 戦後沖縄初のラジオ放送~アメリカ留学
 初めて目にした沖縄
 東恩納博物館と母・ツルとの思い出
 朝申兄と台湾のラジオ放送
 朝申、台湾で児童劇団を設立
 戦後沖縄初のラジオ放送
 『鉄の暴風』の朗読
 本土との温度差
 沖縄で、カール先生と再会
 ワンダリー・ウィーバーとの出会い
 経営学の論文を書き上げる
 母、歓迎のハグ、そして結婚式へ

第8章 沖縄での再出発~施政権返還、いま思うこと
 長男ジョン、誕生秘話!?
 テレビ局の開局
 台湾再訪
 子育ての方針
 「ミセス・カビラはコミュニスト」?
 ミセス・カビラ先生と沖縄
 「日本政府は二枚舌だ」――キャラウェイ高等弁務官のこと
 新居にてツルと昔話とワンダリー
 「本土復帰」ではなく「施政権返還」と言いたい
 東京NHKでの「国際協力」について
 当時の皇太子・明仁氏(現上皇)へのご進講
 戦後の沖縄を見つめて
 PEACE(平和)への思い

第Ⅲ部 父の地と母の地で
    ……………ジョン・カビラ

第9章 沖縄、東京、アメリカで考えてきたこと
 コザ暴動――米軍基地のある沖縄での少年時代
 個人的には差別は感じなかった
 母・ワンダリーの姿
 いま、母と話せるのなら
 母の教え
 一〇歳で決断した留学
 ルールに基づく教育
 東京の砂浜の黒さに仰天!?
 理不尽なルールに戸惑う
 学生生活で学んだこと
 仲が良すぎる!? 川平三兄弟
 いま、知りたいのは
 いまの沖縄と日本について
 SNSの時代にメディアができること

おじいちゃん-父-私……………川平羽夏

 あとがき

著者プロフィール

川平 朝清  (カビラ チョウセイ)  (

川平朝清(かびら・ちょうせい)
1927年台湾生まれ.琉球放送常務,沖縄放送協会会長,NHK経営主幹を歴任.後に放送文化基金監事.昭和女子大学名誉教授・名誉理事.(財)日本聖書協会理事,(財)沖縄協会理事,東京沖縄県人会会長もつとめた.沖縄県功労者賞,琉球新報賞,沖縄タイムス賞,ギャラクシー賞,日本民間放送連盟賞,NHK放送文化賞,ミシガン州立大学優秀卒業生賞ほか.

ジョン・カビラ  (ジョン カビラ)  (

ジョン・カビラ(川平慈温)
1958年沖縄県生まれ.国際基督教大学(ICU)在学中に米UC Berkeley編入を経て,ICU卒業.CBSソニー在籍中にFM横浜でDJデビュー.1988年J-WAVE開局とともに同局のナビゲーターに.サッカー番組からドラマ,ドキュメンタリーまでテレビ番組への出演も多数.2025年ギネス世界記録®「サッカービデオゲームコメンテーターの最多出演数」.ギャラクシー賞,日本放送文化大賞,日本民間放送連盟賞ほか.

上記内容は本書刊行時のものです。