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豊臣家の女たち 福田 千鶴(著) - 岩波書店
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豊臣家の女たち (トヨトミケノオンナタチ)

新書
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発行:岩波書店
新書判
縦173mm 横107mm 厚さ12mm
重さ 188g
278ページ
定価 1,060 円+税   1,166 円(税込)
ISBN
978-4-00-432086-9   COPY
ISBN 13
9784004320869   COPY
ISBN 10h
4-00-432086-0   COPY
ISBN 10
4004320860   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0221  
0:一般 2:新書 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年10月17日
書店発売日
登録日
2025年9月10日
最終更新日
2025年11月13日
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書評掲載情報

2025-12-07 読売新聞  朝刊
評者: 岡本隆司(早稲田大学教授・歴史学者)
2025-11-01 朝日新聞  朝刊
評者: 佐藤雄基(立教大学教授)
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紹介

寧(北政所)と茶々(淀殿)。現代の目は、この二人を秀吉の妻と愛妾と見て、あたかも対立したかのように捉えてきた。しかし実は、二人は連携して豊臣家を運営、大きく動く歴史の中で確かな役割を果たしていた。本書では、妻、母、姉・妹、養女、奥女中など、女たちの足跡をたどり、一夫多妻の豊臣家の真実に迫る。

目次

 はじめに
 豊臣家・京極家・織田家略系図

第一章 豊臣秀吉の家族
 1 語り継がれる「大政所」像――秀吉母
 2 豊臣家の栄枯盛衰を見届けた姉――智
 3 秀吉の妹・家康の妻――旭
 4 豊臣秀長とその妻子
 5 三条河原で斬殺された豊臣秀次の妻子
 6 小早川秀秋と離縁した妻――毛利輝元養女
 7 豊臣秀頼の怨念に苦しんだ妻――徳川千

第二章 一夫多妻の豊臣家
 ◎本章を理解するための予備知識
 1 離縁の危機を乗り越えた最初の妻――浅野寧
 2 歴史から抹殺された「南殿」と「石松丸」
 3 妻の地位から脱落した織田信包の娘――姫路
 4 秀吉の最大の寵愛を受けた妻――京極龍
 5 二人の若君の母――浅井茶々
 6 妙顕寺城天守に置かれた織田信長の娘――三の丸
 7 「聚楽天主」と呼ばれた妻――前田摩阿

第三章 秀吉の婚姻戦略──養女たちの行方
 1 秀吉の愛しの隠し子――前田菊
 2 太閤秀吉の秘蔵の娘――前田豪
 3 怨霊となった養女――「小姫」
 4 婚約を解消させられた豊臣秀長の次女きく
 5 将軍家御台所となった浅井江
 6 豊臣家の血筋を伝えた豊臣完子

第四章 豊臣家を支えた奥女中たち
 1 豊臣家と徳川家に仕えた女傑――孝蔵主
 ◎ 奥女中の組織
 2 豊臣家老女のナンバー2――ちゃあ
 3 「関ケ原合戦」まで浅野寧を支えた東・こや
 4 品行方正なキリシタン――客人
 5 豊臣家の奥向の「総締まり」――朝日
 6 浅井マリアと京極マグダレナ
 7 二人の天下人から大切にされた高畑鍋

第五章 大坂の陣をめぐる女たちの攻防
 1 浅井茶々の二人の乳母――大蔵卿と南
 2 大坂の陣を生き延びた茶々付の老女――二位
 3 早々に命を絶った三位と正栄
 4 茶々が切望した大上﨟――伊勢あこ
 5 浅井家出身の老女――海津と饗庭
 6 秀吉の親族出身の乳母――右京大夫
 7 秀頼がもっとも心を許した乳母――宮内卿
 8 大坂城を脱出した女中――山口菊
 9 豊臣と徳川の橋渡しだった常高院――浅井初

 関連年表
 読書案内
 おわりに

著者プロフィール

福田 千鶴  (フクダ チヅル)  (

福田千鶴(ふくだ・ちづる)
1961年福岡県生まれ.九州大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程中途退学.博士(文学,九州大学).日本近世史専攻.現在,九州大学記録資料館長兼基幹教育院教授.
著書
 『幕藩制的秩序と御家騒動』(校倉書房,1999)
 『御家騒動』(中公新書,2005/講談社学術文庫,2025)
 『淀殿――われ太閤の妻となりて』(ミネルヴァ書房,2007)
 『江の生涯――徳川将軍家御台所の役割』(中公新書,2010年)
 『豊臣秀頼』(吉川弘文館,2014)
 『城割の作法――一国一城への道程』(吉川弘文館,2019)
 『女と男の大奥――大奥法度を読み解く』(吉川弘文館,2021年)
 『高台院』(吉川弘文館,2024)など.

上記内容は本書刊行時のものです。