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ヒトとヒグマ 増田 隆一(著) - 岩波書店
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ヒトとヒグマ (ヒトトヒグマ) 狩猟からクマ送り儀礼まで (シュリョウカラクマオクリギレイマデ)

新書
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発行:岩波書店
新書判
縦173mm 横107mm 厚さ9mm
重さ 150g
220ページ
定価 920 円+税   1,012 円(税込)
ISBN
978-4-00-432059-3   COPY
ISBN 13
9784004320593   COPY
ISBN 10h
4-00-432059-3   COPY
ISBN 10
4004320593   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0245  
0:一般 2:新書 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年3月19日
書店発売日
登録日
2025年2月10日
最終更新日
2025年3月14日
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書評掲載情報

2026-07-11 東京新聞/中日新聞  朝刊
2025-05-11 産經新聞  朝刊
評者: 西野智紀(書評家)
2025-04-05 日本経済新聞  朝刊
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紹介

生態系の頂点に立ち、近づきがたい野生動物ヒグマ。ヒトはいつどのような進化をたどってユーラシア大陸でヒグマと出会い、なぜ文化的に共存することになったのか? ヒグマの動物学的・生態学的な特徴から説き起こし、時代と地域を超えた進化上の展開を追い、クマ送り儀礼に見る人間と自然との豊饒な文化の意味にまで迫る。

目次

 はじめに

第1章 ヒグマとはどんな動物か
 1 ヒグマは陸生の大型食肉類
 2 どこに分布しているのか
 3 どんな生活をしているのか
 4 ヒグマにはどんな仲間がいるのか

第2章 ヒグマは生態系でどんな役割を果たしているのか
 1 森林生態系の頂点に立つヒグマ
 2 海と森の間の物質循環を仲介するヒグマ
 3 森を広げるヒグマ
 4 生態ピラミッドでの位置づけ
 5 ヒグマと人間社会

第3章 ヒグマはどのようにしてヒトと出会ったのか
 1 ヒグマはどのようにして分布を広げたのか
 2 ネアンデルタール人はヒグマと出会っていたのか
 3 ホモ・サピエンスとヒグマとの出会い
 4 北方民族文化のなかで生き続けるヒグマ
 5 言語地理学とヒグマ

第4章 狩猟からクマ送り儀礼へ
 1 ヒグマの冬眠と春の覚醒は死と再生を象徴する
 2 カムイ界と人間界を結ぶヒグマ
 3 クマ送り儀礼の起源と発達
 4 二つのクマ送り儀礼――狩猟型と仔グマ飼育型
 5 狩猟型クマ送り儀礼の範囲と文化圏
 6 飼育型クマ送り儀礼はなぜ極東で発達したのか
 7 仔グマに対する価値観の共有が人々の絆を強める

第5章 ヒグマの夢は何を意味するのか
 1 口承文芸のなかのヒグマ
 2 夢のなかのヒグマは何を意味するのか
 3 意識と無意識を結ぶヒグマ
 4 クマ送り儀礼は文化的に記憶されたのか
 5 精神的な感受性と寛容性とは

終 章 ヒグマ文化論――人間と自然の共存を考える
 1 ヒグマに関する二つのとらえ方
 2 ヒグマへの親近感と神秘性
 3 ヒグマ文化論の展開
 4 「社会―生態システム」を尊重するソフトパワーの必要性

 おわりに

 参照文献

著者プロフィール

増田 隆一  (マスダ リュウイチ)  (

増田隆一(ますだ・りゅういち)
1960年岐阜県生まれ.1989年北海道大学大学院理学研究科博士後期課程修了(理学博士).アメリカ国立がん研究所研究員,北海道大学教授などを経て,
現在―北海道大学大学院理学研究院特任教授,北海道大学名誉教授
専門―動物地理学,分子系統進化学
著作―『ユーラシア動物紀行』(岩波新書),『はじめての動物地理学』(岩波ジュニアスタートブックス),『うんち学入門』(講談社ブルーバックス),『哺乳類の生物地理学』(東京大学出版会),『ハクビシンの不思議』(東京大学出版会),『日本の食肉類』(編,東京大学出版会),『ヒグマ学への招待』(編,北海道大学出版会),『動物地理の自然史』(共編,北海道大学出版会),『知られざる食肉目動物の多様な世界』(共編,中西出版)ほか
2019年日本動物学会賞,日本哺乳類学会賞受賞

上記内容は本書刊行時のものです。