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まちがえる脳 櫻井 芳雄(著/文) - 岩波書店
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まちがえる脳 (マチガエルノウ)

新書
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発行:岩波書店
新書判
縦173mm 横107mm 厚さ10mm
重さ 170g
244ページ
定価 940円+税
ISBN
978-4-00-431972-6   COPY
ISBN 13
9784004319726   COPY
ISBN 10h
4-00-431972-2   COPY
ISBN 10
4004319722   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0245  
0:一般 2:新書 45:生物学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年4月20日
書店発売日
登録日
2023年3月10日
最終更新日
2024年4月4日
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書評掲載情報

2023-12-24 読売新聞  朝刊
評者: 西成活裕(東京大学教授・数理物理学者)
2023-08-06 読売新聞  朝刊
2023-07-08 朝日新聞  朝刊
評者: 石原安野(千葉大学教授・粒子天文学)
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紹介

人はまちがえる。それは、どんなにがんばっても、脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから。しかし脳がまちがえるからこそ、わたしたちは新たなアイデアを創造し、高次機能を実現し、損傷から回復する。そのような脳の実態と特性を、最新の研究成果をふまえて解説。心とは何か、人間とは何かに迫る。

目次

 はじめに

序章 人は必ずまちがえる
 1 ヒューマンエラーの実態
 2 対策の限界
 3 脳の何が問題なのか?
 コラム0 どこからが脳のドーピングか?

第1章 サイコロを振って伝えている?──いい加減な信号伝達
 1 働いている脳の信号伝達
 2 どのように調べればわかるのか?
 3 ニューロンは協調して働くしかない
 コラム1 ブレイン─マシン・インタフェースはなぜ難しいのか?

第2章 まちがえるから役に立つ──創造、高次機能、機能回復
 1 脳活動のゆらぎと創造
 2 記憶はまちがえてこそ有用である
 3 まちがえる神経回路だから回復できる
 コラム2 宇宙旅行で脳はどう変わるか?

第3章 単なる精密機械ではない──変革をもたらす新事実
 1 ニューロンとシナプスがすべてではない
 2 心が脳の活動を変える
 3 「病は気から」は本当か?
 4 AIは脳になれない
 コラム3 オンライン会議や授業は脳に影響するのか?

第4章 迷信を超えて──脳の実態に迫るために
 1 脳は迷信の宝庫
 2 研究者の責任
 3 急速に解明されているのか?
 4 脳は手強い
 コラム4 神経経済学、神経犯罪学、神経政治学は有用か?

 おわりに
 主な参考文献

著者プロフィール

櫻井 芳雄  (サクライ ヨシオ)  (著/文

櫻井芳雄(サクライ ヨシオ)
1953年生まれ.京都大学大学院文学研究科博士課程中退.広島大学助手,富山医科薬科大学助教授,京都大学霊長類研究所助教授,生理学研究所客員助教授,京都大学大学院文学研究科教授,同志社大学大学院脳科学研究科教授などを経て,
現在─京都大学名誉教授,同志社大学嘱託研究員,医学博士
専門─行動神経科学,実験心理学
著書─『脳と機械をつないでみたら』『ニューロンから心をさぐる』(岩波書店),『脳の情報表現を見る』(京都大学学術出版会),『考える細胞ニューロン』(講談社選書メチエ),共著書に『良心学入門』『良心から科学を考える』(岩波書店),『記憶と脳』(サイエンス社)ほか

上記内容は本書刊行時のものです。