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ミャンマー現代史
発行:岩波書店
新書判
縦173mm
横107mm
厚さ13mm
重さ 206g
312ページ
定価
860円+税
- 初版年月日
- 2022年8月19日
- 書店発売日
- 2022年8月22日
- 登録日
- 2022年7月10日
- 最終更新日
- 2024年4月9日
書評掲載情報
2022-10-22 |
朝日新聞
朝刊 評者: 藤原辰史(京都大学准教授・食農思想史) |
2022-10-01 | 日本経済新聞 朝刊 |
2022-09-10 |
朝日新聞
朝刊 評者: 三牧聖子(同志社大学准教授) |
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紹介
ひとつのデモクラシーがはかなくも崩れ去っていった。――2021年におきた軍事クーデター以降、厳しい弾圧が今も続くミャンマー。軍の目的は? アウンサンスーチーはなぜクーデターを防げなかった? 国際社会はなぜ事態を収束させられない? 暴力と分断が連鎖する現代史の困難が集約されたその歩みを構造的に読み解く。
目次
はじめに
序章 ミャンマーをどう考えるか
1 クーデターの衝撃
2 歴史的背景
第1章 民主化運動の挑戦(一九八八―二〇一一)
1 一九八八年
2 クーデターから選挙へ
3 弾圧のなかの抵抗
第2章 軍事政権の強権と停滞(一九八八―二〇一一)
1 軍の支配原理
2 軍事政権の展開
3 軍事政権下の経済
第3章 独裁の終わり、予期せぬ改革(二〇一一―一六)
1 軍が変えた政治
2 制度が変わり、行動も変わる
3 自由化と政治和解
4 紛争への新しいアプローチ
5 経済開発
第4章 だましだましの民主主義(二〇一六―二一)
1 政権交代の現実
2 ボスとカリスマの攻防
3 困難になる共存
第5章 クーデターから混迷へ(二〇二一―)
1 クーデター勃発
2 政争から危機へ
3 ポスト・スーチー時代の到来
第6章 ミャンマー危機の国際政治(一九八八―二〇二一)
1 ミャンマー軍と外交
2 民政移管後の外交「正常化」
3 手をこまねく国際社会
4 日本とミャンマー
終章 忘れられた紛争国になるのか
1 この国の行方
2 この国の困難
3 日本はどうすべきか
あとがき
主要参考文献
ミャンマー現代史関連略年表
上記内容は本書刊行時のものです。