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森と木と建築の日本史
発行:岩波書店
新書判
縦173mm
横107mm
厚さ11mm
重さ 174g
264ページ
定価
900円+税
- 初版年月日
- 2022年4月20日
- 書店発売日
- 2022年4月22日
- 登録日
- 2022年3月10日
- 最終更新日
- 2024年4月9日
書評掲載情報
2022-07-30 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2022-07-24 |
読売新聞
朝刊 評者: 金子拓(東京大学准教授・歴史学者) |
2022-06-04 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
衣食住から信仰に至るまで、日本の歴史とは、木とともに歩んだ歴史であるといっても過言ではない。森のめぐみを享受した先史時代、都城や寺院などの大量造営が展開した古代から、森との共生を目ざす現代まで――建築のみならず流通にも着目し、また考古・民俗・技術などの知見も駆使して、人びとが育んだ「木の文化」を描く。
目次
序章 日本の森林と木の文化
第一章 木と人のいとなみ
一 森林と人のかかわり
二 生活のなかの木材と森林の変化
三 木の特性を知る
四 木を加工する
第二章 豊かな森のめぐみ――古代
一 豊富な資源が可能にした大量造営の時代
二 産地から現場まで――どのように運ばれたか
三 適材適所の利用――各地の事例から
四 木の特性を熟知していた古代人
第三章 奪われる森と技術のあゆみ――中世
一 巨材の減少――大仏殿造営からわかる資源枯渇
二 進む利権化
三 樹種を使い分ける
四 革新的な道具の登場
五 海をわたる木材
第四章 荒廃と保全のせめぎあい――近世
一 消極的保全から積極的保全へ――資源保護の模索
二 大火がもたらした流通の変化
三 広がる樹種の選択
四 信仰を受け継ぐために――御杣山と神宮備林
五 巨材の探求と技術革新
終章 未来へのたすき――近代から現代
一 今もつづく運搬の苦労
二 木材不足から紡ぐ森林へ
三 おわりにかえて
あとがき
主要参考文献
図版出典一覧
上記内容は本書刊行時のものです。