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岩波新書巻次:新赤版 1909
幕末社会
発行:岩波書店
新書判
縦173mm
横107mm
厚さ11mm
重さ 180g
278ページ
定価
940円+税
- 初版年月日
- 2022年1月20日
- 書店発売日
- 2022年1月24日
- 登録日
- 2021年12月10日
- 最終更新日
- 2022年1月18日
書評掲載情報
2022-04-02 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 成田龍一(歴史学者) |
2022-04-02 |
朝日新聞
朝刊 評者: 保阪正康(評論家) |
2022-02-26 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
徳川体制を支えていた「仁政と武威」の揺らぎ、広がる格差と蔓延する暴力、頻発する天災や疫病――先の見えない時代を、人びとはどのように生きたのか。幕末維新を天保期から始まる長い変動過程としてとらえ、みずから動きだす百姓、自己主張を始める若者、新たな生き方を模索する女性に光をあて、その社会像を総合的に描く。
目次
はじめに
序章│武威と仁政という政治理念
1 江戸時代 社会の枠組み
2 百姓一揆という社会文化
3 既得権益の時代
第一章│天保期の社会揺らぐ仁政
1 「内憂外患」の自覚
2 在地社会の動揺
3 無宿・博徒の世界
4 百姓一揆の変質崩壊する作法
5 奇妙な三方領知替え反対一揆
第二章│弘化から安政期の社会失墜する武威
1 ペリー来航と政局の展開
2 国体・尊王攘夷論の形成と広がり
3 開国を受けとめた社会
4 地震とコレラに直面した人びと
5 「強か者」の登場
第三章│万延から文久期の社会 尊王攘夷運動の全盛
1 在地社会に広がる尊王攘夷運動
2 出遅れる長州藩、動く薩摩藩
3 欧米列強との戦争と在地社会
4 在地社会に広がる尊王攘夷運動
5 地域指導者の転回
第四章│元治から慶応期の社会 内戦と分断の時代
1 長州藩の復活から幕府滅亡
2 天狗党の乱と在地社会
3 北関東で連続する世直し騒動
4 戦場となった北関東
5 東北戦争と在地社会の動向
おわりに
参考史料
参考文献
上記内容は本書刊行時のものです。