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性からよむ江戸時代 沢山 美果子(著/文) - 岩波書店
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性からよむ江戸時代 (セイカラヨムエドジダイ) 生活の現場から (セイカツノゲンバカラ)

新書
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発行:岩波書店
新書判
縦173mm 横107mm 厚さ9mm
重さ 140g
200ページ
定価 820円+税
ISBN
978-4-00-431844-6   COPY
ISBN 13
9784004318446   COPY
ISBN 10h
4-00-431844-0   COPY
ISBN 10
4004318440   COPY
出版者記号
00   COPY
Cコード
C0221  
0:一般 2:新書 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年8月20日
書店発売日
登録日
2020年7月10日
最終更新日
2020年8月19日
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書評掲載情報

2021-05-29 毎日新聞  朝刊
評者: 横山百合子(国立歴史民俗博物館教授)
2020-11-22 読売新聞  朝刊
評者: 佐藤信(東京大学名誉教授、古代史学者)
2020-08-29 日本経済新聞  朝刊
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紹介

小林一茶はなぜ妻との交合をつぶさに書き留めたのか。生まれた子は自分の子ではないと言い張る夫と妻の裁判の行方は。難産に立ち合った医者の診療記録にみる妊婦の声や、町人が記す遊女の姿……。史料の丹念な読み込みから、江戸時代に生きた女と男の性の日常と、それを規定する「家」意識、藩や幕府の政策に迫る。

目次

はじめに

第一章 交わる、孕む――小林一茶『七番日記』
 1 交合を記録する一茶
 2 一茶と菊の性の営み
 3 性と禁忌

第二章 「不義の子」をめぐって――善次郎ときやのもめごと
 1 村・藩を巻き込んだ騒動
 2 裁定の背景
 3 善次郎ときやの、その後――家、村、藩

第三章 産む、堕ろす、間引く――千葉理安の診療記録
 1 記録された産の現場
 2 産と堕胎の両義性
 3 堕胎を試みる女たち

第四章 買う男、身を売る女――太助の日記
 1 性買売の大衆化
 2 「隠売女」の出自を探る
 3 売られる娘

第五章 江戸時代の性
 1 生類憐み政策から妊娠・出産管理政策へ
 2 養生論にみる性意識
 3 農民にとっての家と「仕合」
 4 江戸時代から近代への転換

おわりに――生きることと性
主要参考文献および史料

あとがき

上記内容は本書刊行時のものです。