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「勤労青年」の教養文化史
発行:岩波書店
新書判
302ページ
定価
900円+税
- 初版年月日
- 2020年4月17日
- 書店発売日
- 2020年4月19日
- 登録日
- 2020年3月10日
- 最終更新日
- 2024年4月12日
書評掲載情報
2022-06-19 |
読売新聞
朝刊 評者: 福間良明(立命館大学教授) |
2020-07-04 |
朝日新聞
朝刊 評者: 生井英考(立教大学アメリカ研究所所員) |
2020-06-20 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 佐藤卓己(京都大学教授) |
2020-06-06 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 大澤聡(メディア史研究者) |
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紹介
かつて多くの若者たちが「知的なもの」への憧れを抱いた。大学はおろか高校にも進めなかった勤労青年たちが「読書や勉学を通じて真実を模索し、人格を磨かなければならない」と考えていた。そんな価値観が、なぜ広く共有されえたのか。いつ、なぜ消失したのか。地域差やメディアも視野に入れ、複雑な力学を解明する。
目次
プロローグ 「格差と教養」の時代
第1章 敗戦と農村の教養共同体――青年団と読書の希求
1 敗戦と青年団
2 農村教養文化の困難
3 農村社会の閉塞と人口流出
第2章 上京と「知的なもの」への憧憬――集団就職と定時制
1 上京への憧れと幻滅
2 「進学の代替」としての大企業
3 定時制が生み出す「冷却」
第3章 人生雑誌の成立と変容――転覆戦略のメディア
1 大衆教養メディアと転覆戦略
2 教養雑誌の衰退と見えなくなる格差
3 断片化する教養
エピローグ 格差と教養の乖離
あとがき
参考文献
図表出典一覧
上記内容は本書刊行時のものです。